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バリエーションルートで御池岳へ

個人山行ブログ
11月3日(木) 霙交じりの中、バリエーションルートで御池岳に行ってきた。
11月3日(木) 曇り、のち霙交じりの雨、のち晴れ、のち雨のち曇り。 参加者3名。
ルートは、御池橋~ゴロ谷~第三尾根~天狗の鼻~御池岳~鈴北岳~ヒルコバ~伊勢尾根~御池橋。御池岳からの昇り降りは登山道の無いバリエーションルートを選択した。
御池橋に駐車。7:34出発しゴロ谷を目指す。まずは、急坂を河原に降りる。河原を約40分ゆっくりと紅葉を楽しみながら進む。渡渉も水位が下がっており楽に何回となくこなす。
01 20161103 御池岳-003 紅葉した川辺を歩く.jpg

ゴロ谷に到着。ここからバリエーションルートとなる第三尾根に取りつき、御池岳 天狗の鼻を目指す。急登の始まりである。御池岳へ登るバリエーションルートは第一、第二、第三、第四尾根があり第三が最も登り易いルートであることが他のブログに記載があった。一番難しいのが第一尾根とのこと。
02 20161103 御池岳-005 ゴロ谷から第三尾根に取り付く 急登である.jpg

わずか1Km程度の距離であるが、足元は滑り易く、掴める物は何でも掴みながら四つん這いで登る。あまりにも急坂と落石リスクからヘルメットを着用して急登する。
03 20161103 御池岳-010 第三尾根は急登.jpg04 20161103 御池岳-012 第三尾根は急登 四つん這で這い上がる.jpg

登ること2時間でなんと天狗の鼻横に上がった。それにしてもきつかったとともに、よく登ったとメンバと語る。頂上にはガスがかかり展望は望めなかった。
05 20161103 御池岳-016 天狗の鼻横へ昇りきる 生憎御池岳はガスの中.jpg

ボタンブチから我がパーティメンバが手を振る天狗の鼻を望む。天候が良ければ琵琶湖や比良山が望める。
06 20161103 御池岳-022 ボタンブチから天狗の鼻を望む.jpg07 20161103 御池岳-021 ボタンブチから天狗の鼻を望む.jpg

天狗の鼻を後に、御池岳山頂に移動し、昼食をとる。
御池岳山頂から鈴北岳へ歩を進めていると雨が降り出す。気温が下がり風も強くなってきた。良く見てみると雨に交じり白い「霙」が混じっていた。初冬を思わせる天候であった。
08 20161103 御池岳-025 御池岳山頂を跡にヒルコバを目指す 生憎霙交じりの雨が降り出す.jpg

冷え込みと共に雨が止まないと判断し、上下カッパに着替え鈴北岳を目指す。
09 20161103 御池岳-028 冷たい風と止みそうも無い雨のためカッパを着る.jpg

ところが、20分くらい進むと、なんと急に青空が広がる。どうやら鈴北岳方面は晴れでそれ以南にはガスがかかり霙混じりの天気であった。10秒単位でガスがかかったり、青空になり琵琶湖や比良山まで望めたりと目まぐるしく気象が変化する自然に驚きと感動を覚える。
10 20161103 御池岳-030 鈴北岳を目指す.jpg11 20161103 御池岳-032 鈴北岳直前で なんと晴れ間が.jpg
12 20161103 御池岳-034 鈴北岳から比良山方面を望む 琵琶湖も見えた.jpg13 20161103 御池岳-035 鈴北岳からヒルコバを目指す 琵琶湖も見えた.jpg14 20161103 御池岳-038 鈴北岳からヒルコバを目指す.jpg

鈴北岳を後に、鈴ヶ岳を望みながらヒルコバへ降りる。
15 20161103 御池岳-041 目の前に鈴ケ岳を望む.jpg16 20161103 御池岳-042 ヒルコバに到着.jpg

ヒルコバから伊勢尾根を目指し、またまたバリエーションルート。急斜面を滑りながらトラバースを20分程度進み、今度は伊勢尾根へ急斜面を横になりながら直滑降で下る。
17 20161103 御池岳-044 伊勢尾根を目指し 急なトラバースに挑戦.jpg18 20161103 御池岳-046 伊勢尾根を目指し 急降下.jpg

やっとの想いで、伊勢尾根に取りつき緩やかで気持ちの良い尾根を、御池岳を横目に所々鮮やかな紅葉の中を進む。
19 20161103 御池岳-049 伊勢尾根に取り付く ここからは気持ちの良い尾根が続く.jpg20 20161103 御池岳-050 伊勢尾根 綺麗な紅葉も所々に.jpg
21 20161103 御池岳-055 一際目立つ紅葉樹.jpg


最後の急坂を降りると河原に到着し、御池岳を背に御池橋にゆっくりと戻った。
22  20161103 御池岳-060 御池橋まで林道をゆっくりと.jpg

それにしても今回のバリエーションルートは登りも、下りもGPSと地図を片手に歩き応えのあるものであった。今回の山行トラックデータを示す。
 ・行動時間:6時間
 ・沿面距離:8.2Km
 ・累積標高(+):756m
 ・累積標高(-):750m
23 20161103 御池岳山行トラック.jpg
累積標高の数値は大したことは無いが、滑りながらの急登はかなり体力消耗と登った感があった。
また、バリエーションルートであるが故に、登山道がある訳ではなく、地図とGPSを頼りに方向だけを決め歩くことはある程度緊張感もあり面白い山行であった。たまには登山道の無い山行も面白い。
帰りには、昨年10月にオープンした「道の駅「奥永源寺渓流の里」」に寄って「鈴鹿の山々の写真」、「愛知川の渓流魚」など展示がありゆっくりと鑑賞し帰路に着いた。
(写真をクリックすると拡大します)

                               By もりもりJP
 

この記事へのコメント

≫ さくら | 2016年11月04日23時12分
もりもりJPさん 早速のブログアップありがとうございます。
滑りそうになりながらガシガシと登って天狗の鼻横に到着。常には味わえないスリルのある面白い山行でした。
もりもりJPさんの写真も素敵です。ありがとうございました。
≫ もりもりJP | 2016年11月05日13時08分
さくらさん、コメントありがとうございました。
天狗の鼻直下は特に急坂でスリル満点でしたね。
次は、最も厳しい第一か第二尾根に挑戦しましょうか?
≫ さくら | 2016年11月05日22時10分
ガシガシ登るメンバーで挑戦したいですね (^-^)

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