2025年4月9日(水)
カタクリと竈ヶ谷の花を目当てにポンポン山に行きました。カタクリはちょうど見ごろでしたが、竈ヶ谷の花はまだ少し早かったようです。しかし咲き始めのニリンソウや、いくつかの花は見ることができました。
フクジュソウとカタクリの時期が終わり、これからいろんな春の花が咲く季節を迎えようとしています。
大原野森林公園 森の案内所を出発して、ポンポン山の竈ヶ谷(かまがだに)に入ります。この谷は優れた自然が残っていることから立入禁止と思っていましたが、届を出せば入れることを知り、最近行くようになりました。
きれいな沢を進んで最初に現れたのが、ミヤマカタバミです。日光が当たらないと花が開かないようで、蕾だけでは分かりませんでしたが、特徴のある葉です。

少し進むときれいに開いたミヤマカタバミがありました。ミヤマカタバミは鹿よけ柵の外にもよく見られました。鹿が好まないのかもしれません。

この谷はシカの被害を防ぐための鹿よけ柵があちこちに設置されています。これは上から守るために金属のネットをかぶせています。何の葉かは分かりません。

鹿よけ柵の中にオオキツネノカミソリが群生していました。春先にいち早く葉を伸ばして球根に栄養を蓄え、一旦葉を落とした後、あらためて花を咲かせるということです。植物も花を咲かせるのは大変です。
7月から8月にかけて、橙色のきれいな花が咲くらしいです。

タチツボスミレです。スミレの種類も多いですが、出会った人に葉に小さな切れ目があるのが特徴だと教えてもらいました。

鹿よけ柵の中に、カタクリが一輪だけ咲いていました。シカが少なかったころには、この辺にもカタクリの群落があったのかもしれません。これから増えるかもしれません。

イチリンソウかと単純に思いましたが、出会った人にニリンソウだと教えてもらいました。時期をずらして2番目の花が咲くので、時期によっては1輪だけのこともあるということです。写真を拡大してみると、右の方の花軸の根元に次に咲く蕾らしいものが見えます。きれいに2輪が咲くのは4月下旬あたりらしいです。

これはネコノメソウらしい。ネコノメソウには種類が多く、この谷にもっと早く咲くヤマシロネコノメは京都府の絶滅危惧種に指定されています。

面白い形のキンキエンゴサク。名前も面白いです。

竈ヶ谷から西尾根経由でポンポン山へ。樹木の花はタムシバが見ごろでした。他はツバキとアセビが目立ちましたが、コバノミツバツツジはまだまだのようでした。

ポンパン山頂上からすぐ近くのカタクリ保護区に行きました。鹿よけ柵の中には周回路が付いています。平日で、ほとんど人はいませんでした。色が薄いのでカタクリは目立ちません。

日光を浴びてきれいに反っています。

いろんな形で集まっています。

花弁の下の方にある模様は、花によって異なるということです。基本的なパターンは一緒のようですが、確かに違います。

カタクリ保護区を出て東尾根に入り、途中から東海自然歩道に降りて京都市大原野方面に進むと、逢坂峠に出ます。

この車道沿いにもカタクリ保護区があります。左側に車道が見えますが、車道沿いにカタクリが群生しており、歩かずに車でカタクリを見られるところは少ないと思います。
ただし、大阪府の高槻市側からは狭い道路程度で大丈夫ですが、京都市の大原野の方から入ろうとすると、離合が難しい道路幅、急傾斜の道路、ヘアーピンカーブで、よほど馴れない人でないと大変だと思います。

保護区の広さはそれほどありませんが、密生している度合いはポンポン山頂上付近や小塩山より上だと思います。

そろって走っているようです。

陽射しが強かったので、花の軸の影が薄い花弁を透かして見えています。

フクジュソウ、カタクリが終わって、ニリンソウ、ヤマブキソウなどの小さな花が咲き乱れる季節を迎えようとしています。その時期にまたポンポン山の竈ヶ谷を訪れたいと思います。
きれいな沢を進んで最初に現れたのが、ミヤマカタバミです。日光が当たらないと花が開かないようで、蕾だけでは分かりませんでしたが、特徴のある葉です。

少し進むときれいに開いたミヤマカタバミがありました。ミヤマカタバミは鹿よけ柵の外にもよく見られました。鹿が好まないのかもしれません。

この谷はシカの被害を防ぐための鹿よけ柵があちこちに設置されています。これは上から守るために金属のネットをかぶせています。何の葉かは分かりません。

鹿よけ柵の中にオオキツネノカミソリが群生していました。春先にいち早く葉を伸ばして球根に栄養を蓄え、一旦葉を落とした後、あらためて花を咲かせるということです。植物も花を咲かせるのは大変です。
7月から8月にかけて、橙色のきれいな花が咲くらしいです。

タチツボスミレです。スミレの種類も多いですが、出会った人に葉に小さな切れ目があるのが特徴だと教えてもらいました。

鹿よけ柵の中に、カタクリが一輪だけ咲いていました。シカが少なかったころには、この辺にもカタクリの群落があったのかもしれません。これから増えるかもしれません。

イチリンソウかと単純に思いましたが、出会った人にニリンソウだと教えてもらいました。時期をずらして2番目の花が咲くので、時期によっては1輪だけのこともあるということです。写真を拡大してみると、右の方の花軸の根元に次に咲く蕾らしいものが見えます。きれいに2輪が咲くのは4月下旬あたりらしいです。

これはネコノメソウらしい。ネコノメソウには種類が多く、この谷にもっと早く咲くヤマシロネコノメは京都府の絶滅危惧種に指定されています。

面白い形のキンキエンゴサク。名前も面白いです。

竈ヶ谷から西尾根経由でポンポン山へ。樹木の花はタムシバが見ごろでした。他はツバキとアセビが目立ちましたが、コバノミツバツツジはまだまだのようでした。

ポンパン山頂上からすぐ近くのカタクリ保護区に行きました。鹿よけ柵の中には周回路が付いています。平日で、ほとんど人はいませんでした。色が薄いのでカタクリは目立ちません。

日光を浴びてきれいに反っています。

いろんな形で集まっています。

花弁の下の方にある模様は、花によって異なるということです。基本的なパターンは一緒のようですが、確かに違います。


カタクリ保護区を出て東尾根に入り、途中から東海自然歩道に降りて京都市大原野方面に進むと、逢坂峠に出ます。

この車道沿いにもカタクリ保護区があります。左側に車道が見えますが、車道沿いにカタクリが群生しており、歩かずに車でカタクリを見られるところは少ないと思います。
ただし、大阪府の高槻市側からは狭い道路程度で大丈夫ですが、京都市の大原野の方から入ろうとすると、離合が難しい道路幅、急傾斜の道路、ヘアーピンカーブで、よほど馴れない人でないと大変だと思います。

保護区の広さはそれほどありませんが、密生している度合いはポンポン山頂上付近や小塩山より上だと思います。

そろって走っているようです。

陽射しが強かったので、花の軸の影が薄い花弁を透かして見えています。

フクジュソウ、カタクリが終わって、ニリンソウ、ヤマブキソウなどの小さな花が咲き乱れる季節を迎えようとしています。その時期にまたポンポン山の竈ヶ谷を訪れたいと思います。
K3号