9月3日~4日: 46年ぶりに白山に登りました。若いころ、友人と別当出合から新岩間温泉までテントで縦走して以来です。清浄ヶ原にテントを張って、周囲にクロユリがたくさん咲いていたのと、最後に露天風呂に入ったのは覚えていますが、それ以外はほとんど白山の記憶がありません。
比較的行きやすいという感覚もあって、なかなかいけませんでした。今年のゴールデンウイークも天候が悪くて中止しました。
今回は砂防新道で御前峰へ登ってお池めぐり、翌日は別山へ縦走してチブリ尾根を下山しました。
久しぶりに行って、やはり良い山でした。
前夜、京都駅から夜行バスで金沢駅へ、
9月3日(土)
金沢駅から更にバスで別当出合登山口まで行きました。
夏山シーズンは終わっているのに、大勢の登山者がいました。
別当出合から大勢の人に交じって登ります。登り始めてから3時間ほどで稜線にある黒ボコ岩の急登になります。右上に見える大岩が黒ボコ岩で、人が立っているのが見えます。
最後の室堂登りから振り返ると、広大な弥陀ヶ原が広がっています。
室堂センター周辺のナナカマドは赤い実を付けていました。
頂上の御前峰に着いた時は薄いガスもかかっていましたが、そのうちガスも次第に切れて剣ヶ峰も現れました。
頂上からお池めぐりコースを周ります。左に見えている紺屋ヶ池に向かって急斜面を降ります。
お池めぐりコースには案内板がたくさんあります。ここがいつ噴火してもおかしくない火山であることを忘れていました。1659年まで活動していたということです。
代表的な火口湖の翠ヶ池です。
次第に青空も広がってきました。大汝峰です。
頂上付近にもかかわらず、けっこう広々したところがあり、大きな岩が転がっています。噴火の名残でしょうか。
この日は室堂センターに宿泊。カラフルな衣装の若い人でにぎやかで、私の方が場違いな感じがしました。
9月4日(日)
4時半に室堂センターを出発。霧の中、御前峰頂上に向かう人と別れて別山方面へ向かいます。昨日とうって変わって誰もいない暗い中、展望歩道を南竜ヶ馬場へ向かいます。少し寂しいですが、昨日よりも落ち着きます。
南竜ヶ馬場にも湿原が広がっています。この頃まではまだ霧がかかっていました。
油坂の急登を登り切ったあたりで霧が晴れてきて、振り向くと昨日登った御前峰が見えます。まだ頂上付近は霧のようです。南竜ヶ馬場の宿泊棟がきれいに並んで見えます。
これから向かう別山への縦走路です。
縦走路の東側(向かって左側)は凄まじい崩壊地です。砂防新道からも工事中の崩壊地が見えていました。火山のために崩れやすいのでしょうか。
真っ盛りの時はこんなものではないでしょうが、まだお花も残っていました。
別山頂上はかなり強い風で、霧が次々と流れていました。しばらくいても展望がなくて下山しましたが、10分ほどの御舎利山のピークに着いた時に今日初めてきれいに晴れました。
㈱ヤマテンの天気予報のとおりでした(白山は予報ポイントではないのですが、剣岳の予報が参考になるそうです。)。
先ほどまで強風とガスの中にいた別山頂上がきれいに見えます。
御前峰もきれいに現れました。堂々とした、こんな感じの山は少ないと思います。見るスポットも良いのかもしれません。
室堂からの縦走路を振り返ります。昨日とは正反対で、縦走路ではほとんど人に出会いませんでした。
急なチブリ尾根を降ります。この尾根の上部は御前峰などの見晴らしがよく、下部はブナの森がきれいです。
最後は私の山行の常として、1本しかない金沢駅行バスの時刻を気にしながら急ぎましたが、半時間ほどの余裕をもってセーフ。他の場所でも見ましたが、下山した猿壁登山口には「マットで靴底の土をよく落としてください」との外来種防止に関する標識がありました。
お天気にもまずまず恵まれ、久しぶりに歩いてまた行きたくなりました。前夜発1泊で周回できる良いコースだと思います。
9月3日(土)
金沢駅から更にバスで別当出合登山口まで行きました。
夏山シーズンは終わっているのに、大勢の登山者がいました。
別当出合から大勢の人に交じって登ります。登り始めてから3時間ほどで稜線にある黒ボコ岩の急登になります。右上に見える大岩が黒ボコ岩で、人が立っているのが見えます。
最後の室堂登りから振り返ると、広大な弥陀ヶ原が広がっています。
室堂センター周辺のナナカマドは赤い実を付けていました。
頂上の御前峰に着いた時は薄いガスもかかっていましたが、そのうちガスも次第に切れて剣ヶ峰も現れました。
頂上からお池めぐりコースを周ります。左に見えている紺屋ヶ池に向かって急斜面を降ります。
お池めぐりコースには案内板がたくさんあります。ここがいつ噴火してもおかしくない火山であることを忘れていました。1659年まで活動していたということです。
代表的な火口湖の翠ヶ池です。
次第に青空も広がってきました。大汝峰です。
頂上付近にもかかわらず、けっこう広々したところがあり、大きな岩が転がっています。噴火の名残でしょうか。
この日は室堂センターに宿泊。カラフルな衣装の若い人でにぎやかで、私の方が場違いな感じがしました。
9月4日(日)
4時半に室堂センターを出発。霧の中、御前峰頂上に向かう人と別れて別山方面へ向かいます。昨日とうって変わって誰もいない暗い中、展望歩道を南竜ヶ馬場へ向かいます。少し寂しいですが、昨日よりも落ち着きます。
南竜ヶ馬場にも湿原が広がっています。この頃まではまだ霧がかかっていました。
油坂の急登を登り切ったあたりで霧が晴れてきて、振り向くと昨日登った御前峰が見えます。まだ頂上付近は霧のようです。南竜ヶ馬場の宿泊棟がきれいに並んで見えます。
これから向かう別山への縦走路です。
縦走路の東側(向かって左側)は凄まじい崩壊地です。砂防新道からも工事中の崩壊地が見えていました。火山のために崩れやすいのでしょうか。
真っ盛りの時はこんなものではないでしょうが、まだお花も残っていました。
別山頂上はかなり強い風で、霧が次々と流れていました。しばらくいても展望がなくて下山しましたが、10分ほどの御舎利山のピークに着いた時に今日初めてきれいに晴れました。
㈱ヤマテンの天気予報のとおりでした(白山は予報ポイントではないのですが、剣岳の予報が参考になるそうです。)。
先ほどまで強風とガスの中にいた別山頂上がきれいに見えます。
御前峰もきれいに現れました。堂々とした、こんな感じの山は少ないと思います。見るスポットも良いのかもしれません。
室堂からの縦走路を振り返ります。昨日とは正反対で、縦走路ではほとんど人に出会いませんでした。
急なチブリ尾根を降ります。この尾根の上部は御前峰などの見晴らしがよく、下部はブナの森がきれいです。
最後は私の山行の常として、1本しかない金沢駅行バスの時刻を気にしながら急ぎましたが、半時間ほどの余裕をもってセーフ。他の場所でも見ましたが、下山した猿壁登山口には「マットで靴底の土をよく落としてください」との外来種防止に関する標識がありました。
お天気にもまずまず恵まれ、久しぶりに歩いてまた行きたくなりました。前夜発1泊で周回できる良いコースだと思います。
K3号