1978年から続く山歩き・登山のクラブ『湖南岳友会』

テント泊１泊２日で冬の八ヶ岳赤岳に登ってきました。
冬の赤岳経験者２人、初めて３人の５人パーティです。
１月１１日(土）
朝５時に滋賀を出発して車で美濃戸口へ、行者小屋には３時半ころに着きました。
行者小屋は素泊まりの営業をしていました。今年の冬は土曜日に限って行うとのことです。
１月１２日(日）
７時にテント場を出発、地蔵尾根を地蔵の頭に向かいます。
稜線に近づくにつれて風が強くなってきましたが、登頂可能と判断して地蔵の頭から稜線をたどります。
快晴で富士山もすっきりと見えます。
この頃の赤岳天望荘の気温は－１４℃で少し寒さは緩んだようです。風はかなり強いときもあって、ときどき雪煙が舞っていました。
赤岳天望荘を経て赤岳に向かいます。
赤岳頂上です。たくさんの登山者で賑わっていました。
私たちもヘルメットを着用しましたが、ヘルメットを着用する登山者が増えているようです。
頂上から富士山、何度見ても良いです。
遠くに南アルプス（左から北岳、甲斐駒、仙丈岳）、手前は権現岳への稜線です。
展望を楽しんでから往路を赤岳天望荘に下ります。
雪の状態も良くアイゼンも良く利きました。
思っていたより楽に赤岳直下の斜面を下りました。
地蔵の頭から赤岳、阿弥陀岳にお別れです。
地蔵尾根の下りは結構混んでいます。
下りはあっという間に行者小屋に到着、テントを撤収して美濃戸口に下山しました。

出発前は｢今年最大の寒波が来る｣と言われていましたが、登頂日は冬型も緩んで気温、風ともそれほどでもなかったです。
晴れ女の参加とビギナーズラックもあってか、好天に恵まれて快適な山行でした。
冬の赤岳は強風などでなかなか予定どおり登頂できないことが多かったですが、これで３勝３敗の５分となりました。