1978年から続く山歩き・登山のクラブ『湖南岳友会』

8月5日
6月の赤城山　日光白根山そして男体山に続き　今回も３座。
まずは「会津駒ケ岳2133ｍ」登山口は檜枝岐村の滝沢を選び出発です。


90分で水場　冷たく美味。ここからは少し緩やかな登りとなる。
今はコバイケイソウの最盛期　木道の始まり。


更に90分頑張ると　おとぎ話に出るような小屋がひっこりと現れてうれしい！


山頂を踏んでお目当ては中門岳　池塘と青空そして揺れるワタスゲ　時間を忘れる。


ハクサンコザクラ　　チングルマの花の盛りは短く　すぐ種を飛ばす体制に。　　　　　　
　　　　

電気も水もない自炊のみの小屋　静かです。あるのはランプと池塘から吹く風。


8月6日
朝のうちに下山し夫は「これから燧ケ岳に行くわ」既に登った私は「別行動しましょ」　
御池Pからバスで沼山峠へ　長蔵小屋までのんびりと尾瀬をひとり歩き　気分いい！
窓から見える燧ケ岳に黒雲がかかり　雷鳴が尾瀬沼を揺るがし始める「大丈夫かな？」
　夕焼けの尾瀬沼をゆっくり散策

8月7日　　　
熊出没で山ノ鼻からの入山は禁止になるかもとの情報で急遽予定変更となり
日光まわりで鳩待峠へ向かい　明日はピストンで「至仏山2228ｍ」を目指す事に。


8月8日
鳩待山荘の前が登山口　笹の中の道を登り90分で視界が開け花畑が広がる木道。
でも　見えているのは「小至仏山」で　山頂は更に奥の奥。


百名山踏破です！意識したのは5年前から。青空と周りの人に祝福してもらいました


この時期の至仏山は高山植物の宝庫です　木道で大切に守られています。　　
　　　　

　　　　

私の記憶に残る百名山を挙げてみました。
・斜里岳　雪解けの激流と雪渓の境目がわからず　踏み外す恐怖で震えた山
・幌尻岳　渡渉困難で林道歩き5時間ルートを選ぶ　快適な幌尻山荘での一夜
・笠ケ岳　20年前　薬師岳から高天原経由での大縦走の終点の山
・槍ケ岳　北鎌から立った穂先で見上げた中秋の名月とシャンパンの味
・久住山　50年前　後に夫となる彼も一緒に職場の先輩達と登った故郷の名峰

道路地図と山地図を調べ計画し　車中泊で続けた山旅もひと区切りです。
突然の大手術を経て確実に体調の変化を感じる今　これからの私の山を想っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by・Sayo