橿原市にある大和三山は、万葉集にも詠われた香久山、畝傍山、耳成山のこと。春を感じさせるような暖かな一日、のんびりと三山をめぐりました。
1月19日(日) 晴れ
参加 10名
京都から近鉄に乗って橿原神宮駅へ。まずは橿原神宮に参拝して境内にある登山口から畝傍山に登りました。
畝傍山は三山で一番高い標高199.2m。山頂からは金剛山が見えます。きれいな山容の畝傍山は死火山だそうです。
町中を抜けて香久山(152.4m)へ。多武峰(とうのみね)山系から延びた尾根が侵食されて、香久山だけ残ってしまったとか。そのため、天から降ってきた山という伝説が残り「天の香久山」とも呼ばれるようになりました。
本日のメインイベントは「餅焼き選手権」ではなく、新春登山恒例のお善哉。丸餅、切り餅、黒豆や干しエビ、ゴマ入りのお餅を次々と焼いては、「これでもか~!」とばかりいただきました。「美味しかったです!ごちそうさま~」
香久山から耳成山に向かう途中にあるのが、特別史跡藤原宮跡。藤原三山に囲まれた平野部にはかつて藤原京が営まれていました。都の中心となる藤原宮があった場所からは三山の眺望を楽しむことができます。左から香久山、畝傍山、耳成山。
のどかな田園風景の中、耳成山目指して畦道を歩いていくと、突然道が途切れるハプニング。柵を乗り越えたり、くぐったりして道なき道を進みました(汗)
最後の耳成山(139.7m)も死火山。そのせいかこちらも美しい形をしています。
ここから橿原駅まで歩く途中で見かけたロウバイが、一足早い春を感じさせてくれました。
<コースタイム>
橿原神宮前駅9:20→橿原神宮9:40→畝傍山山頂10:30→香久山山頂12:10→藤原宮跡13:35→耳成山山頂14:30→橿原駅15:10