2017年4月15日~16日 参加者12名(内 湖南岳友会6名)
快晴の中、赤岳からの展望は素晴らしく、雪山を大いに堪能した。
今季開講した雪山基礎講座は4回目(八ヶ岳 赤岳)の実践講座を迎えた。
これまでの実践講座内容は次のとおり。
1回目:蓬莱山 ・雪上歩行(キックステップ、アイゼン歩行)
・ピッケル使用法(カンヌ、トラクション)
2回目:赤坂山 ・イグルーとスノーマウントの訓練
3回目:伯耆大山・アイゼン歩行訓練
4回目:八ヶ岳 赤岳 ・雪上歩行、ピッケル使用法(今回の山行)
4月15日(土)
美濃戸から林道を小雨の中、美濃戸口を目指す。
美濃戸口からアイゼンを装着し行者小屋テン場を目指す。
晴れているとこの辺りから八ヶ岳が見えるのだが、今はガスの中である。
4月16日(日)5:30 赤岳山頂を目指し装備を取り付ける。
相変わらずガスの中であるが、天気予報は快晴。期待が膨らむ。
文三郎尾根に取り付き、急登が始まる。
阿弥陀岳の麓に目をやるとロッククライマーが雪上を登っていた。
稜線近くになると急に空が明るくなり青空が現れ、快晴の前ぶれで心が躍る。
しばらくすると、岩稜帯に入るとともに朝日が差し込む。稜線の展望に期待が膨らむ。
あと僅か、急斜面を一歩一歩確実に歩を進める。
稜線に出ると、富士山が迎えてくれた。ドッシリ構え雄大である。
ここから赤岳山頂まで核心部である。岩場をアイゼンの前ツメを活かし登る。
赤岳に登頂!!
素晴らしい展望が目に飛び込む。
まずは、権現岳とその後方は南アルプスである。左から北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳を望む。
西には、阿弥陀岳の後方に左から中央アルプス、御嶽山を望む。
北西は、北アルプスが一望できた。
CLは北岳山頂から赤岳頂上山荘に向かう。よく見ると、横岳の大同心が角を出していた。
赤岳山頂で休憩の後、下山に取りかかる。
頂上山荘からの展望も最高。左から蓼科山、天狗岳、硫黄岳、横岳を望む。
途中、急斜面がありアイゼンの前ツメで慎重に下りる。
高度が下がるにしたがい、大同心が迫ってきた。迫力がある。
振り返ると、我がパーティが下山している。
地蔵尾根に取り付き、赤岳を望む。それにしてもあの急坂を下りて来たのかと思うとプチ満足。
地蔵尾根を少し下ると少々厳しいトラバースがあり、ロープで慎重に下った。
無事、行者小屋に到着した。稜線に居たときは快晴であったが行者小屋に降りたときには曇っていた。
テントを撤収し、美濃戸口を目指し下山に取り掛かる。
途中、振り返ると大同心が見送ってくれていた。
今回、赤岳周回コースは、行者小屋~文三郎尾根~赤岳~地蔵尾根~行者小屋である。
これまでアイゼン歩行、ピッケルの使い方および滑落停止訓練などを3回受講して、今回は本格的な雪山実践として積雪期の赤岳に登頂することができた。
天候にも恵まれ、これまでの訓練の成果を雪山で実践できたのではないかと思う。特に、ピッケルとのコンビネーションでアイゼンの前ツメ(フロントポインティング)で登ったり、下ったりすることを実践し急坂でも安全に登り下りできることを体験できた。
雪山基礎講座でご指導いただきました講師に感謝します。
雪山基礎講座は次回・北ア鹿島槍ヶ岳が最終回である。これまで訓練と実践して来たことを活かし、雪山を大いに楽しみたい。
(写真をクリックすると拡大します)
もりもりJP
これまでの実践講座内容は次のとおり。
1回目:蓬莱山 ・雪上歩行(キックステップ、アイゼン歩行)
・ピッケル使用法(カンヌ、トラクション)
2回目:赤坂山 ・イグルーとスノーマウントの訓練
3回目:伯耆大山・アイゼン歩行訓練
4回目:八ヶ岳 赤岳 ・雪上歩行、ピッケル使用法(今回の山行)
4月15日(土)
美濃戸から林道を小雨の中、美濃戸口を目指す。
美濃戸口からアイゼンを装着し行者小屋テン場を目指す。
晴れているとこの辺りから八ヶ岳が見えるのだが、今はガスの中である。
4月16日(日)5:30 赤岳山頂を目指し装備を取り付ける。
相変わらずガスの中であるが、天気予報は快晴。期待が膨らむ。
文三郎尾根に取り付き、急登が始まる。
阿弥陀岳の麓に目をやるとロッククライマーが雪上を登っていた。
稜線近くになると急に空が明るくなり青空が現れ、快晴の前ぶれで心が躍る。
しばらくすると、岩稜帯に入るとともに朝日が差し込む。稜線の展望に期待が膨らむ。
あと僅か、急斜面を一歩一歩確実に歩を進める。
稜線に出ると、富士山が迎えてくれた。ドッシリ構え雄大である。
ここから赤岳山頂まで核心部である。岩場をアイゼンの前ツメを活かし登る。
赤岳に登頂!!
素晴らしい展望が目に飛び込む。
まずは、権現岳とその後方は南アルプスである。左から北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳を望む。
西には、阿弥陀岳の後方に左から中央アルプス、御嶽山を望む。
北西は、北アルプスが一望できた。
CLは北岳山頂から赤岳頂上山荘に向かう。よく見ると、横岳の大同心が角を出していた。
赤岳山頂で休憩の後、下山に取りかかる。
頂上山荘からの展望も最高。左から蓼科山、天狗岳、硫黄岳、横岳を望む。
途中、急斜面がありアイゼンの前ツメで慎重に下りる。
高度が下がるにしたがい、大同心が迫ってきた。迫力がある。
振り返ると、我がパーティが下山している。
地蔵尾根に取り付き、赤岳を望む。それにしてもあの急坂を下りて来たのかと思うとプチ満足。
地蔵尾根を少し下ると少々厳しいトラバースがあり、ロープで慎重に下った。
無事、行者小屋に到着した。稜線に居たときは快晴であったが行者小屋に降りたときには曇っていた。
テントを撤収し、美濃戸口を目指し下山に取り掛かる。
途中、振り返ると大同心が見送ってくれていた。
今回、赤岳周回コースは、行者小屋~文三郎尾根~赤岳~地蔵尾根~行者小屋である。
これまでアイゼン歩行、ピッケルの使い方および滑落停止訓練などを3回受講して、今回は本格的な雪山実践として積雪期の赤岳に登頂することができた。
天候にも恵まれ、これまでの訓練の成果を雪山で実践できたのではないかと思う。特に、ピッケルとのコンビネーションでアイゼンの前ツメ(フロントポインティング)で登ったり、下ったりすることを実践し急坂でも安全に登り下りできることを体験できた。
雪山基礎講座でご指導いただきました講師に感謝します。
雪山基礎講座は次回・北ア鹿島槍ヶ岳が最終回である。これまで訓練と実践して来たことを活かし、雪山を大いに楽しみたい。
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