1978年から続く山歩き・登山のクラブ『湖南岳友会』

3月3日（日）　晴れ　　　4名
間伐作業で3年は入れない綿向山　行っておかなければ、、、
人出がすごいとは聞いてましたが　ものすごい！　仕方なくずっと手前に駐車。
　　

ヒズミ谷小屋　いつもならここでアイゼン装着ですが　全く雪なし。
　

ジグザグの樹林帯も多少凍ててますが　難なく登れます。う～ん　樹氷あるのかなぁ？
　　　

五合目小屋のあたりも雪なし　この時期こんなの初めてです。


七合目　ここらでやっと白い枝がチラホラ現れてきました。　
　　

ここからアイゼン装着　急登にかかると突然辺りは氷の世界に突入です。　
　

山頂直下の苦しい登りも苦になりません　それほど素晴らしい樹氷・霧氷の世界です。
　　

若者達に連続して追い抜かれること3時間　ようやく枯草が広がる山頂に到着です。
　　

日差しがあたりぬくぬくの草の上でお昼です。雨乞や御池そして鎌ケ岳も良い眺めです。
　　

ちょっとイハイガ岳方面へと北尾根に踏み込むと　何とも不思議な景色。
尾根筋を境にくっきりと世界が分かれます　何度も来てるけどこんなの初めて。　　
　　

山頂から続く斜面の樹氷帯　枯草の茶色とのコントラストが見事です。
　　

青空に白い触手を広げるような樹氷　いつまでも見ていたい景色です。
　　

名残り惜しいけど下りましょう。分岐まで戻り下山開始です。
　　

ここ数日で一番の冷え込みが幸いしてこの素晴らしい世界を楽しむことが出来ました。
雪がないのに見事な樹氷の世界　こんな奇跡のよう景色。
寒くても　冷たくても　やっぱりこの時期の棉向山は最高です。
３年間のお別れに有終の美をありがとう！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Sayo