赤木沢のトレーニングを兼ねて比良の白滝谷を遡行してきました!
連日猛暑日が続く中、トレーニングと涼を求めて沢登りへ。メンバーは7名。
比良の沢でも入門向けの白滝谷コースを選定。坊村から牛コバまで約1時間の林道歩き。牛コバを過ぎた、林道終点のロープが張ってある渡渉点から入渓。ルートも明瞭で広く明るい景色がおススメです。
小滝をいくつか越えると右岸(進行方向左側)に25mの布ヶ滝(白石谷分岐)に出ます。
右岸・左岸って上流から下流を見て呼ぶんですね。知りませんでした。
遡行してると逆になるので遡行図を見るときは要注意です。白滝ルートは左岸(進行方向右側)に進みます。
更に遡行すると再び右岸にクルシ谷の分岐があるので、ここもルートは右に取ります。
水流の強い滝は諦めましたが、斜滝はあえてシャワーを浴びに立ち向かいます。2つ目の分岐直後に8mの大きな白滝に当たります。ここは釜のすぐ近くから左岸を高巻いて上流へ。
きれいなナメや迫力のある滝をいくつも超えると、突然メンバーの絶叫が響きます!!絶滅希望種のニョロお出ましかと思いましたが、違いました。大きなガバだと思ってわしづかみにしたところ、にゅるっとした感触!!!
正体はゲロゲーロ。彼もビビって微動だにできません。
ウォータースライダーのような滝や神秘的なゴルジュの連続に魅了され暑さを忘れます。
不動明王の像がある岩壁に囲まれた2条25mの夫婦滝で遡行は終了。
入渓から3時間で来れました。時間があったので深い釜でザックを浮き輪にして泳ぎます。
笑いあり、感嘆あり、絶叫ありで童心に帰り、もっと遊びたい気持ちでしたが、左岸を登り、滝の上の御堂で装備解除。
下山は沢沿いの登山道をピストンして約2時間で坊村まで戻りました。
難しい箇所も少なく、沢ヤも多い人気のコースでした。
byヒマラヤ