伊吹山南面の弥高山に残る戦国遺跡を求め、
伊吹登山道へ抜ける探索路探しに出かける。
11月26日(土) 快晴 単独
行程:
上平寺集落→伊吹神社→上平寺(京極氏)城址(三ノ丸・二ノ丸・本丸)
→弥高寺分岐→弥高山三角点(839m)→P881→伊吹五合目→(戻る)→
弥高寺分岐→弥高寺百坊遺跡→大門→弥高集落→上平寺集落
天候不良で順延していたが、快晴が見込めたので急遽出かけることにした。
湖北の里山には戦国武将や寺社の遺跡が数々ある。その一つを巡ってみた。
伊吹山の南面に弥高山がある。 その麓に上平寺集落があり、
前を横切っているのが北国脇往還道である。
上平寺集落は戦国時、京極高清が治めた武家屋敷が並んでいたという。
そこから北に延びる尾根には上平寺城址が点在し、左の尾根には弥高寺百坊の
遺跡もあるらしい。
また、弥高山から奥西に進むと伊吹五合目に通じているらしいので、
その探索も兼ね出かける。
上平寺集落の上部に伊吹神社があり、その横から登山道が始まり尾根に取り付く。
伊吹神社横には京極家一家の墓標がわびしく佇んでいる。
最初急登だが尾根道に入ると堀状の広い道で歩きやすく、落ち葉を
踏みしめる音が心地よい。
途中で展望台がひらけ、関ヶ原の町や御池岳が展開する。
進むに従い、上平寺城址の三ノ丸跡、二ノ丸跡、続いて本丸跡が展開。
広々とした本丸跡は寒気あとの暖気に包まれ、のんびりと昼寝でもしたい心境。
本丸跡は落葉で敷き詰められ、子供ならはしゃぎまわるのではと想像。
いや、大人でも蹴散らして歩くのは楽しいのでは・・・・。
弥高山(839m)を過ぎると、しばらくは良い道だが、次第に道は細く荒れてくる。
P881までの途中で視界が開け雄大な伊吹山が眼前に広がる。
上野からの一般登山道は左斜面を登っている。
P881を過ぎると谷を挟んで三合目の建物(真ん中)が見えてくる。
更に進むと五合目小屋(中央青点)も見えてくるが、道は谷を右に
迂回するのでまだまだ遠い。う〜ん、うんざり。
この付近からは道は荒れており赤テープを頼りに歩く。といっても付近は
笹とブッシュで覆われ、とても迷い込める余地はない。
五合目と六合避難小屋(真ん中やや右の白点)の中間に弥高山からの迂回路が
合流する。しかし分岐点に目印はなく伊吹登山路からは迂回路を見つけるのは
困難だろう。 少し下って五合目小屋でランチタイム。
天気も良く登山路斜面には点々とゴマのごとく登山者が連なってみえる。
帰りは元の道を戻るが弥高山手前では左に伊吹ドライブ道も見え、
山並みの間には中央アも垣間見えた。
弥高山山頂には三角点があるという。しかし、付近は笹とブッシュが深く
探すのは困難。時間もあるのでGPSを頼りに探索するが見つからず
あきらめかけた瞬間足元に見つける。う〜ん、やった!という感じ。
分岐点を右に入り弥高尾根の中腹に弥高寺中堂跡がある。山岳大寺社だった
らしいが焼失で建物の痕跡はほとんどない。別名、弥高寺百坊と言われた
らしく昔の栄華が偲ばれる。それに付近の展望は抜群。
更に下ると、大門跡の土塁はあるが、建屋の痕跡はない。
あとは弥高集落まで単調な道、途中、なめ茸の群生を見つけたのはラッキ-。
下山した弥高集落には立派な平野神社があり安全下山参拝をする。
車をデポした上平寺集落までは北国脇往還道を歩くが、車がビュンビュン
走る国道で趣はない。 ただ一か所、柿畑をバックに見えた伊吹山は
やはり郷土の誇りと行ってよいだろう。
また、道中、至る所に「熊出没! 鈴鳴らせ!」とあったが要注意らしい。
単独でもあり、絶えず涼しい鈴音を鳴らしながら聞きながら歩いた。
因みに今回、伊吹登山道以外では誰にもお目にかかることはなく、
動物たちとの遭遇もなかったのは幸か不幸だったのか‣・・・・。
By しばちゃん
行程:
上平寺集落→伊吹神社→上平寺(京極氏)城址(三ノ丸・二ノ丸・本丸)
→弥高寺分岐→弥高山三角点(839m)→P881→伊吹五合目→(戻る)→
弥高寺分岐→弥高寺百坊遺跡→大門→弥高集落→上平寺集落
天候不良で順延していたが、快晴が見込めたので急遽出かけることにした。
湖北の里山には戦国武将や寺社の遺跡が数々ある。その一つを巡ってみた。
伊吹山の南面に弥高山がある。 その麓に上平寺集落があり、
前を横切っているのが北国脇往還道である。
上平寺集落は戦国時、京極高清が治めた武家屋敷が並んでいたという。
そこから北に延びる尾根には上平寺城址が点在し、左の尾根には弥高寺百坊の
遺跡もあるらしい。
また、弥高山から奥西に進むと伊吹五合目に通じているらしいので、
その探索も兼ね出かける。
上平寺集落の上部に伊吹神社があり、その横から登山道が始まり尾根に取り付く。
伊吹神社横には京極家一家の墓標がわびしく佇んでいる。
最初急登だが尾根道に入ると堀状の広い道で歩きやすく、落ち葉を
踏みしめる音が心地よい。
途中で展望台がひらけ、関ヶ原の町や御池岳が展開する。
進むに従い、上平寺城址の三ノ丸跡、二ノ丸跡、続いて本丸跡が展開。
広々とした本丸跡は寒気あとの暖気に包まれ、のんびりと昼寝でもしたい心境。
本丸跡は落葉で敷き詰められ、子供ならはしゃぎまわるのではと想像。
いや、大人でも蹴散らして歩くのは楽しいのでは・・・・。
弥高山(839m)を過ぎると、しばらくは良い道だが、次第に道は細く荒れてくる。
P881までの途中で視界が開け雄大な伊吹山が眼前に広がる。
上野からの一般登山道は左斜面を登っている。
P881を過ぎると谷を挟んで三合目の建物(真ん中)が見えてくる。
更に進むと五合目小屋(中央青点)も見えてくるが、道は谷を右に
迂回するのでまだまだ遠い。う〜ん、うんざり。
この付近からは道は荒れており赤テープを頼りに歩く。といっても付近は
笹とブッシュで覆われ、とても迷い込める余地はない。
五合目と六合避難小屋(真ん中やや右の白点)の中間に弥高山からの迂回路が
合流する。しかし分岐点に目印はなく伊吹登山路からは迂回路を見つけるのは
困難だろう。 少し下って五合目小屋でランチタイム。
天気も良く登山路斜面には点々とゴマのごとく登山者が連なってみえる。
帰りは元の道を戻るが弥高山手前では左に伊吹ドライブ道も見え、
山並みの間には中央アも垣間見えた。
弥高山山頂には三角点があるという。しかし、付近は笹とブッシュが深く
探すのは困難。時間もあるのでGPSを頼りに探索するが見つからず
あきらめかけた瞬間足元に見つける。う〜ん、やった!という感じ。
分岐点を右に入り弥高尾根の中腹に弥高寺中堂跡がある。山岳大寺社だった
らしいが焼失で建物の痕跡はほとんどない。別名、弥高寺百坊と言われた
らしく昔の栄華が偲ばれる。それに付近の展望は抜群。
更に下ると、大門跡の土塁はあるが、建屋の痕跡はない。
あとは弥高集落まで単調な道、途中、なめ茸の群生を見つけたのはラッキ-。
下山した弥高集落には立派な平野神社があり安全下山参拝をする。
車をデポした上平寺集落までは北国脇往還道を歩くが、車がビュンビュン
走る国道で趣はない。 ただ一か所、柿畑をバックに見えた伊吹山は
やはり郷土の誇りと行ってよいだろう。
また、道中、至る所に「熊出没! 鈴鳴らせ!」とあったが要注意らしい。
単独でもあり、絶えず涼しい鈴音を鳴らしながら聞きながら歩いた。
因みに今回、伊吹登山道以外では誰にもお目にかかることはなく、
動物たちとの遭遇もなかったのは幸か不幸だったのか‣・・・・。
By しばちゃん