2024年10月26日
金糞峠から打見山の稜線は、権現岳から打見山に比べると展望はあまりありませんが、新緑、紅葉や花が楽しめるところです。
数年前は堂満岳を越えて打見山まで歩いていましたが、最近はしんどくなったので、初めて途中の荒川峠から打見山のコースを歩きました。
今年の猛暑のせいもあったのか、それほどきれいな紅葉は見られませんでしたが、新しい発見もありました。
JR志賀駅から舗装道路を1時間ほど歩くと駐車スペースがあり、登山者と思われる車が停まっていました。

後半は微妙な傾斜で結構疲れましたが、ようやく登山口に到着です。このコースの難点は、駅から登山口まで約1時間の舗装道路歩きです。

荒川峠まで人工林もありましたが、イワカガミらしい群落もありました。岩場に多く生え葉に光沢があることから「鏡」に見立ててイワカガミというらしいですが、確かに光沢が強いです。

峠近くになると少し色づいた木が見られます。

荒川峠到着です。いつもはこの標識のところを横切っていました。

少し進むとゴールの打見山(左)が見えます。右は蓬莱山です。

稜線を少し登ると烏谷山が現れます。少し色づいていますが、曇っているせいもあるのか、あまりぱっとしません。「とりたにやま」と呼んでしまいそうですが、「からとやま」です。
今回のコースでは展望は烏谷山が一番優れていますが、やはり曇っているためはっきりしません。

烏谷山周辺はシロヤシオ(五葉躑躅)の紅葉が見られましたが、きれいなのはごく一部でした。

多くはこんな感じできれいに紅葉していません。今年の猛暑の影響もあるのでしょうか。

奇麗に紅葉している木もありました。これもシロヤシオのように思います。
烏谷山の急な斜面を下り、縦走路を外れて右に入ると比良岳です。頂上は広々していて気持ちの良い所です。足元には紅葉して落ちた葉が広がっています。

頂上には根で岩をくわえている面白い木がありました。
比良岳は以前は縦走路の途中からの往復でしたが、最近は頂上を越えて北に向かって降りる人も増えているようで、ヤマップでもルートが示されるようになりました。少し分かりにくいところもありますが、結構はっきりした踏み跡ができています。

この稜線ではブナの木もあります。木戸峠の近くの一番目立ったブナですが、まだ青々としています。
 (1)__large.jpg)
木戸峠近くの紅葉です。

木戸峠に到着、以前はここから打見山には登らずクロトノハゲへのトラバースルートがありましたが、何か所も崩壊が進んでいます。ネットで調べるとこのルートを歩いている人もありますが、かなり危なそうです。

おとなしくスキー場から打見山に向かいます。汁谷の出合いにはクリンソウの群落があります。シカが好んで食べないので、増えているように思います。

打見山への登りは20分ほどですが、地味な登りでいつも疲れて嫌になる所です。
打見山ではトレラン大会をやっていました。

テントのそばを歩いていると、突然飲み物のプレゼントをいただきました。冷たくておいしかったです。エネルギー補給ができるようで、宣伝しておきます。
烏谷山の付近にもありましたが、打見山からクロトノハゲの間にシャクナゲの群落があり、早くも花芽が出ていました。花芽の見られない枝も多く、来年はどうでしょうか。

クロトノハゲから、歩いてきた烏谷山(中央)と比良岳(左)を見ます。右の方には堂満岳と遠くに釈迦岳も見えています。

クロトノハゲからの下山路のキタダカ道にも、イワカガミの大きな群落がいくつもありました。これまであまり気が付かなかったですが、来年は花の時期に訪ねたいと思います。

今回のコースは比良の中では地味ですが、新緑、紅葉や花のきれいなコースだと思います。JR志賀駅から荒川峠のルートの様子も分かりましたので、次は荒川峠から北の金糞峠、北比良峠に向かっても歩きたいと思いました。

後半は微妙な傾斜で結構疲れましたが、ようやく登山口に到着です。このコースの難点は、駅から登山口まで約1時間の舗装道路歩きです。

荒川峠まで人工林もありましたが、イワカガミらしい群落もありました。岩場に多く生え葉に光沢があることから「鏡」に見立ててイワカガミというらしいですが、確かに光沢が強いです。

峠近くになると少し色づいた木が見られます。

荒川峠到着です。いつもはこの標識のところを横切っていました。

少し進むとゴールの打見山(左)が見えます。右は蓬莱山です。

稜線を少し登ると烏谷山が現れます。少し色づいていますが、曇っているせいもあるのか、あまりぱっとしません。「とりたにやま」と呼んでしまいそうですが、「からとやま」です。

今回のコースでは展望は烏谷山が一番優れていますが、やはり曇っているためはっきりしません。

烏谷山周辺はシロヤシオ(五葉躑躅)の紅葉が見られましたが、きれいなのはごく一部でした。

多くはこんな感じできれいに紅葉していません。今年の猛暑の影響もあるのでしょうか。

奇麗に紅葉している木もありました。これもシロヤシオのように思います。

烏谷山の急な斜面を下り、縦走路を外れて右に入ると比良岳です。頂上は広々していて気持ちの良い所です。足元には紅葉して落ちた葉が広がっています。

頂上には根で岩をくわえている面白い木がありました。

比良岳は以前は縦走路の途中からの往復でしたが、最近は頂上を越えて北に向かって降りる人も増えているようで、ヤマップでもルートが示されるようになりました。少し分かりにくいところもありますが、結構はっきりした踏み跡ができています。

この稜線ではブナの木もあります。木戸峠の近くの一番目立ったブナですが、まだ青々としています。
 (1)__large.jpg)
木戸峠近くの紅葉です。

木戸峠に到着、以前はここから打見山には登らずクロトノハゲへのトラバースルートがありましたが、何か所も崩壊が進んでいます。ネットで調べるとこのルートを歩いている人もありますが、かなり危なそうです。

おとなしくスキー場から打見山に向かいます。汁谷の出合いにはクリンソウの群落があります。シカが好んで食べないので、増えているように思います。

打見山への登りは20分ほどですが、地味な登りでいつも疲れて嫌になる所です。

打見山ではトレラン大会をやっていました。

テントのそばを歩いていると、突然飲み物のプレゼントをいただきました。冷たくておいしかったです。エネルギー補給ができるようで、宣伝しておきます。

烏谷山の付近にもありましたが、打見山からクロトノハゲの間にシャクナゲの群落があり、早くも花芽が出ていました。花芽の見られない枝も多く、来年はどうでしょうか。


クロトノハゲから、歩いてきた烏谷山(中央)と比良岳(左)を見ます。右の方には堂満岳と遠くに釈迦岳も見えています。

クロトノハゲからの下山路のキタダカ道にも、イワカガミの大きな群落がいくつもありました。これまであまり気が付かなかったですが、来年は花の時期に訪ねたいと思います。

今回のコースは比良の中では地味ですが、新緑、紅葉や花のきれいなコースだと思います。JR志賀駅から荒川峠のルートの様子も分かりましたので、次は荒川峠から北の金糞峠、北比良峠に向かっても歩きたいと思いました。
K3号