三上山北尾根縦走路~地図読みの基礎を兼ねて~|個人山行ブログ|山行ブログ|湖南岳友会のホームページ

三上山北尾根縦走路~地図読みの基礎を兼ねて~

個人山行ブログ
地図(国土地理院)・GPS受信機・コンパスを使っての地図読みの練習を兼ねた山行です。現在地や進行方向の確定、山座同定などの方法を学びました。
2月17日(土)   
参加者 15名

ルート:天保義民碑~三上山中段の道~北尾根縦走路~妙光寺山、妙光寺磨崖仏~田中山~旗振山(相場振山)~福林寺磨崖仏

K氏の指導のもと、まずはGPS受信機(スマホの地図アプリなど)で現在地の経度と緯度より地図上での現在地を確認します。
※地図は、10秒ずつ経線と緯線を入れておくと確認しやすい。

次に、地図とコンパスを用いてこれから進む方向を確認します。
※1 コンパスの縁を現在地と到達地点を結ぶ直線上に合わせる。
※2 地図の磁北線とコンパスの北を合わせる。
※3 コンパスだけを体の中心に置き、方位磁針を北に合わせる。(地図上で合わせた北と方位磁針が合うところまで体の向きを回転させる。)

分岐点などで現在地や進行方向の確認をします。また、近くに見える山を地図とコンパスを使って同定する方法も教えてもらいました。
妙光寺山にて (2).jpg  現在地の確認と田中山登山口を探す.jpg

北尾根縦走路から、妙光寺山に入り、妙光寺磨崖仏を見学しました。すぐ近くには岩神様が祀られています。

妙光寺磨崖仏.JPG  石神様.JPG

登り返して北尾根縦走路に戻る予定でしたが、雪も降り始めたためいったん下山して、田中山登山口へ向かいました。
登山口からはけっこうな急登が続きます。
急登が続く田中山への道.jpg

山頂から少し進んだところに見晴らしのよい場所があり、山座同定をしました。
雲がかかり遠くまでは見えなかったのですが、K氏が用意してくださった地図と、山座同定用の資料を見ながら近くの山を同定しました。
 田中山より望む.JPG 田中山より山座同定.JPG

送電線や鉄塔があると、地図の上でも確認します。
山行では大切な情報となります。
送電線読み.JPG  旗振山.JPG 

最後は福林寺磨崖仏を見に行き、解散しました。

福林寺磨崖仏2.JPG  福林寺磨崖仏1.JPG

普段はGPSやスマホの地図アプリに頼りがちですが、電池切れや道迷いの時などに冷静に行動するためには地図読みの練習は欠かせないものと感じました。

                                   yokko







 

この記事へのコメント

コメントがありません

コメントする