9月4日(月) 晴れ 2名
比良の王道を歩いて武奈ヶ岳へ
病室の窓から空を眺め 「もう武奈には立てないやろうなぁ」 と。
大好きな比良 私の山の原点である比良山系。泣きそうな気分だった。
それから3ヶ月 萎えていた気力は何とか立ち直った が 体力は戻らない。
でも やっぱり行きたいと夫を誘った 夫は二つ返事で「よし 行こう!」
大山口から青ガレへ 手前の沢筋はかなり荒れていた。
そして金糞峠 既に喘いでいる私を尻目に夫はスイスイ登って行った 悔しい。
そして金糞峠 樹影で切り取ったような景色。ここの これが見たかったのだ。
ここから奥の深谷そして八雲への予定だった が「西南稜を歩きたい」の気持ちがムクムク
しかし すぐに後悔。中峠までの登りがこたえた しんどかった。泣きそうだった。
歯をくいしばってようやく中峠 ここは5月17日定例山行で来た あの頃は・・・
過去を振り向いてばかりはやめよう 今の自分を大事にしていくしかない。
そしてワサビ峠 西南稜の登りにかかる。目標を目に捉えた 絶対登る!
一歩一歩下を向いて登る 足元の花が慰めてくれる。そう 私の山には花がある。
そして 頂上!あまりに喜ぶ私を見て 若者がニコニコと写真を撮ってくれた。
今まで数えきれない位立った頂上 今日は格別の思い。
これからは私なりのスタイルで山を歩こう 山は決してやめない そう思った。
死の縁をさまよっていた時も 前日に歩いた西大台の景色の中にいた。
そして その景色の中から生の世界に導いてくれたのも山の仲間だった。
主治医が「病気にとらわれて引きこもってはダメ 元の生活に早く戻りなさい」
身体は戻っても あの体験をした心の傷は深く。恐怖は大きくつきまとう。
でも 比良は 武奈は何にも変わらず 懐深く迎えてくれた。
ゆっくり行こう 私らしく行こう。
by・Sayo
大好きな比良 私の山の原点である比良山系。泣きそうな気分だった。
それから3ヶ月 萎えていた気力は何とか立ち直った が 体力は戻らない。
でも やっぱり行きたいと夫を誘った 夫は二つ返事で「よし 行こう!」
大山口から青ガレへ 手前の沢筋はかなり荒れていた。
そして金糞峠 既に喘いでいる私を尻目に夫はスイスイ登って行った 悔しい。
そして金糞峠 樹影で切り取ったような景色。ここの これが見たかったのだ。
ここから奥の深谷そして八雲への予定だった が「西南稜を歩きたい」の気持ちがムクムク
しかし すぐに後悔。中峠までの登りがこたえた しんどかった。泣きそうだった。
歯をくいしばってようやく中峠 ここは5月17日定例山行で来た あの頃は・・・
過去を振り向いてばかりはやめよう 今の自分を大事にしていくしかない。
そしてワサビ峠 西南稜の登りにかかる。目標を目に捉えた 絶対登る!
一歩一歩下を向いて登る 足元の花が慰めてくれる。そう 私の山には花がある。
そして 頂上!あまりに喜ぶ私を見て 若者がニコニコと写真を撮ってくれた。
今まで数えきれない位立った頂上 今日は格別の思い。
これからは私なりのスタイルで山を歩こう 山は決してやめない そう思った。
死の縁をさまよっていた時も 前日に歩いた西大台の景色の中にいた。
そして その景色の中から生の世界に導いてくれたのも山の仲間だった。
主治医が「病気にとらわれて引きこもってはダメ 元の生活に早く戻りなさい」
身体は戻っても あの体験をした心の傷は深く。恐怖は大きくつきまとう。
でも 比良は 武奈は何にも変わらず 懐深く迎えてくれた。
ゆっくり行こう 私らしく行こう。
by・Sayo