3月4日~5日 冬の西穂高岳にガイド登山で登ってきました。申し分のない天候とコースコンディションに恵まれて、初めて冬の西穂高岳山頂に立つことができました。
冬は独標までは行ったことはあるのですが、西穂高岳は初めてです。
好日山荘登山学校など、関西の登山学校で活躍されている島田和昭さんに、ガイドにお願いしました。
同行者は孫の世代と言ってもよい、20台前半の元気の良いお嬢さんSIさんで、三人パーティです。
3月4日は山科駅に7:30集合、島田ガイドの車で新穂高のロープウエー乗り場へ、比較的暖かい良い天候の中を西穂山荘に到着。テント泊でしたが、夕食だけは小屋でお世話になりました。
夕方には六百山(左)と霞沢岳(右)が少し赤く染まり、明日の好天が期待できそうです。
3月5日、テント場を6時に出発、間もなくきれいな御来光が見られました。
独標の手前で3人がロープを結び、コンテで進みます。独標からの下りはステップがはっきりしていて、思っていたよりは楽に下りました。
いよいよ冬は初めてのコースを、まずはピラミッドピークを目指します。
ときどき稜線はガスが流れることはありましたが、快晴です。
ピラミッドピークに到着すると、西穂高岳が大きくそびえています。
進むにつれ、西穂高頂上が近づきますが、途中に小さなピークがいくつもあります。西穂高岳から独標まで、1kmもない間に11のピークがあるそうです。
トレースはしっかりとついていましたが、頂上直下ではトレースのない急斜面に案内してもらいました。クラストしていないので、アイゼンがかからずに苦労しましたが、楽しい登りでした。
後方にはたどってきた独標からの稜線が見えます。
テント場から2時間半ほどで西穂高頂上に到着、狭い頂上はたくさんの人でにぎわっていました。元気いっぱいのSIさんと撮ってもらいました。
頂上からは間近に奥穂高方面が見えます。左のガスから少し出ているのはジャンダルム、右へ吊尾根から前穂高が見えます。
頂上は風が強いので、少し下って休憩です。島田ガイドはルートから少し外れた所に、風が弱い所を知っておられて、他のガイドのパーティもそこで休んでいました。
目の前に形の良いピークが見えます。
これから戻る独標への稜線、その先に焼岳、さらに奥に乗鞍岳が続きます。
登ってくるガイド登山のパーティと出会います。私たちと同様、こんな風に3人がロープを結びあってコンテで登っています。
戻ってきた独標からピラミッドピーク(左)と西穂高岳(中央)を振り返ります。
ピラミッドピークから独標の間には、急な斜面のトラバースがあり、緊張しました。
昨日はこのコースで3件の遭難があり、昼頃にヘリコプターが長時間飛んでいました。トラバースした斜面の下の方には、昨日滑落した登山者のものと思われるアイゼンが落ちているのが見えました。
独標から笠ヶ岳で、今日ははいつも見えていました。
出発から約5時間ほどでテント場に帰ってきました。
ロープウエー乗り場に向かう途中から、今日辿った稜線を振り返ります。独標(右端)から西穂高岳(左端)までよく見えます。
国内ではガイド登山は初めてですが、いろんな話も聞けて、大変有意義な山行となりました。
今回はトレースがはっきりしていて、アイゼンも利きやすく、また、風は場所によって15mほどあったようですが、行動に支障が出るほどでもありませんでした。
非常に恵まれたコンディションだからこそ、安全に登れたと思います。
好日山荘登山学校など、関西の登山学校で活躍されている島田和昭さんに、ガイドにお願いしました。
同行者は孫の世代と言ってもよい、20台前半の元気の良いお嬢さんSIさんで、三人パーティです。
3月4日は山科駅に7:30集合、島田ガイドの車で新穂高のロープウエー乗り場へ、比較的暖かい良い天候の中を西穂山荘に到着。テント泊でしたが、夕食だけは小屋でお世話になりました。
夕方には六百山(左)と霞沢岳(右)が少し赤く染まり、明日の好天が期待できそうです。
3月5日、テント場を6時に出発、間もなくきれいな御来光が見られました。
独標の手前で3人がロープを結び、コンテで進みます。独標からの下りはステップがはっきりしていて、思っていたよりは楽に下りました。
いよいよ冬は初めてのコースを、まずはピラミッドピークを目指します。
ときどき稜線はガスが流れることはありましたが、快晴です。
ピラミッドピークに到着すると、西穂高岳が大きくそびえています。
進むにつれ、西穂高頂上が近づきますが、途中に小さなピークがいくつもあります。西穂高岳から独標まで、1kmもない間に11のピークがあるそうです。
トレースはしっかりとついていましたが、頂上直下ではトレースのない急斜面に案内してもらいました。クラストしていないので、アイゼンがかからずに苦労しましたが、楽しい登りでした。
後方にはたどってきた独標からの稜線が見えます。
テント場から2時間半ほどで西穂高頂上に到着、狭い頂上はたくさんの人でにぎわっていました。元気いっぱいのSIさんと撮ってもらいました。
頂上からは間近に奥穂高方面が見えます。左のガスから少し出ているのはジャンダルム、右へ吊尾根から前穂高が見えます。
頂上は風が強いので、少し下って休憩です。島田ガイドはルートから少し外れた所に、風が弱い所を知っておられて、他のガイドのパーティもそこで休んでいました。
目の前に形の良いピークが見えます。
これから戻る独標への稜線、その先に焼岳、さらに奥に乗鞍岳が続きます。
登ってくるガイド登山のパーティと出会います。私たちと同様、こんな風に3人がロープを結びあってコンテで登っています。
戻ってきた独標からピラミッドピーク(左)と西穂高岳(中央)を振り返ります。
ピラミッドピークから独標の間には、急な斜面のトラバースがあり、緊張しました。
昨日はこのコースで3件の遭難があり、昼頃にヘリコプターが長時間飛んでいました。トラバースした斜面の下の方には、昨日滑落した登山者のものと思われるアイゼンが落ちているのが見えました。
独標から笠ヶ岳で、今日ははいつも見えていました。
出発から約5時間ほどでテント場に帰ってきました。
ロープウエー乗り場に向かう途中から、今日辿った稜線を振り返ります。独標(右端)から西穂高岳(左端)までよく見えます。
国内ではガイド登山は初めてですが、いろんな話も聞けて、大変有意義な山行となりました。
今回はトレースがはっきりしていて、アイゼンも利きやすく、また、風は場所によって15mほどあったようですが、行動に支障が出るほどでもありませんでした。
非常に恵まれたコンディションだからこそ、安全に登れたと思います。
K3号