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妙見山(北摂)

例会山行ブログ
2024年12月1日(日)
北摂の山は行くことが少ないのですが、今回はその中でもど真ん中にある妙見山に登ってきました。
私も生まれがすぐ近くの亀岡で、小さい頃から「妙見さん」という言葉はよく聞いていたのですが、登るのは初めてです。
メンバーは後期高齢者を含む70代以上4人と、若手(会での比較ですが)1名です。
車で頂上まで行ける山ですが、快晴の好天のなか、紅葉も楽しんできました。

 
滋賀からだと一旦大阪駅まで行って、ぐるっと回って登山口に向かいます。混雑した大都会の真ん中で、JR大阪駅から阪急の大阪梅田駅に乗り換えるのがまず大変でした。それでも大阪梅田駅からは改札を出ることもなく、野洲駅から2時間少しで登山口の妙見口に到着。
今ではほとんど見ない赤い大きなポストもある古い駅舎ですが、停車しているのは京阪神でも一番のブランドを誇る阪急電車のあずき色の車両です。
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駅前には土産物店や観光案内所があります。
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車道を山の方に向かって歩きます。
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登りは初谷渓谷コースで、沢沿いの広く緩やかな道を歩きます。
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水がきれいです。
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この谷は見どころがいろいろあります。
これは「台場クヌギ」と言って、炭焼きの材料とするために定期的に伸びた枝を切ってきた結果できたということです。動物にも見えます。
妙見山の山麓は「日本一の里山」ともいわれており、今でも多様な生物が生息しているということです。。
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この谷には「オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)」という橙色のきれいな花の群落があるそうですが、ここもシカの被害が激しいようで、鹿柵で守っています。7月頃に咲くようです。
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面白い石積みがありました。案内板によると、「初谷渓谷憩いの場プロジェクト」が作ったもので、これは巨大原人の足跡です。
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これは卵とキバ
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このコースにはいくつも渡渉点があります。水量も少なく、難しくありません。
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最後の登りは案内では急坂となっていましたが、登山のレベルからすると大したことはありません。
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頂上近くで車道を横切ります。上には大きな駐車場があり、一般には車での登る山ですが、登山道で車道を歩くところはここ以外ありません。
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妙見山はお寺ですが大きな鳥居があり、ここから境内です。今のようにお寺と神社を分けるのは、日本の歴史からすると明治以降のごく最近の話で、それ以前は神も仏も同じようにお祀りしていました。
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山の上に郵便局もありました。
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本殿です。正式には「無漏山眞如寺境外(けいがい)仏堂 能勢妙見山」という名前の日蓮宗のお寺ですが、「妙見さん」として親しまれています。
750年ころからの歴史のあるお寺で、「北極星信仰の世界的聖地」とありました。
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本殿のすぐ上には近代的な信徒会館「星嶺」があります。
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すぐ近くに広場があり、東屋で昼食をとりました。
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境内を下山口に向かって進みます。道路や広い駐車場もあるので、標識を見落とすと下山口が分かりにくいです。
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下山は上杉尾根コース。落ち葉が積っていますが、緩やかな歩きやすい道を行きます。
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きれいに紅葉している木がありました。
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展望が開けた所からは六甲山が見えます。大阪湾や大阪のビルも見えました。
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無事に下山です。
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妙見山が大阪の人にとって古くからの庶民信仰の場所であることを示す案内板がありました。
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今回の初谷コース、上杉尾根コース以外にもいくつかのルートがあり、季節も変えて訪れるのもよいかもしれません。
K3号

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