7月27日~30日 槍ヶ岳から南岳、大キレットを越え、北穂、涸沢岳まで縦走しました。お天気はイマイチでしたが、豪快な岩稜歩きを堪能しました。
メンバーは男性3人、女性2人で、若手男性はアルプスデビューでした。
7月27日(木)(くもりのち一時雨)
滋賀を車で早朝に出発、11時頃に新穂高着、今日は槍平小屋までの行程です。
最初は平坦な道を歩きます。白出沢出合には自然石を利用した洒落た水場がありました。
更に進むと滝谷出合。増水時には渡れませんが、今日は大丈夫です。少し橋が細いようにも見えますが、よほどバランスを崩さない限り大丈夫でしょう。
順調に4時頃に槍平小屋に到着。70歳以上は500円の金券のプレゼントがあり、ビール1本ゲットしました。
7月28日(金) くもり一時雨
槍平からはいよいよ本格的な登りです。
今回のコースは全コースつうじて花もたくさんあり、雪融けが遅れたためか、きれいに咲いていました。私にはミヤマオダマキやクロユリなど、特徴ある花以外はよく分かりませんでした。
千丈沢乗越経由で槍の肩に到着、天気が良くないせいか登っている人はほとんどいません。
頂上に着いたときは私達だけでした。
天気予報がもう一つのため、どこまで行けるか分からなかったのですが、まずは最初の目標はクリアです。若手はアルプスの山に初登頂です。
大喰岳から中岳、南岳と3000mの稜線を歩きます。思っていたよりアップダウンがありました。
途中から霧も晴れて、南岳への稜線も現れました。
予定どおり2時前に南岳小屋に到着、比較的小さいながら良い小屋です。労山会員の割引がありました。
4時頃に霧がはれてきたので、小屋の南側にある展望台に行きました。南岳は何といっても、このキレット越に見る北穂の眺めです。陽ざしがあればもっときれいな写真が撮れるのですが。
7月29日(土) くもりのち一時雨
起きたときは濃い霧がかかっていて、キレット越えは無理かと思いましたが、しばらくすると霧も晴れ青空ものぞいてきました。
予定どおり穂高に向けて、いよいよ出発です。
キレットの底に向けて下ります。
飛騨側から霧が上がってきましたが、天候はそんなに悪くはないようです。
狭い馬の背の岩場を行きます。
東側に常念岳が見えます。
西側には笠ヶ岳が見えます。
1時間ほど前に出発した南岳方面を見ます。どこを降りてきたのかよく分かりません。
更に下ります。
やっとキレットの底に到着し、北穂に向けて登ります。
急な岩場を登ります。よく探せばホールド、スタンスは豊富で、鎖やボルト類も要所要所にあります。
ペンキの印も随所にあり、ルートは分かりやすいです。
人が多いとすれ違いなどで時間がかかりますが、ほとんど他のパーティと出会いませんでした。
最後は左側に回り込んで北穂高小屋直下の壁を登ります。
ようやく北穂高小屋が目の前に現れました。
北穂頂上に到着。たまたま他のパーティと出会ったので、集合写真を撮りあいました。
大キレットは無事通過しましたが、北穂から涸沢岳の稜線も同じくらい危険な岩場が続きます。
北穂頂上出た所には雪が残っていましたが、階段状にきれいに整備されていました。
霧の中に幻想的な岩峰が見えます。
トラバースあり、
大きな岩がゴロゴロの稜線を歩きます。
涸沢槍の手前を行きます。
涸沢槍を気づかないまま通過し、涸沢岳に到着です。晴れていれば賑わうところですが、ほとんど人はいませんでした。
当初予定では穂高岳山荘で泊り、翌日は奥穂、前穂、岳沢経由で上高地に降りる予定でしたが、翌日の天候が悪いことがほぼ確実だったので、涸沢まで下山し、涸沢小屋に泊まりました。ここも労山会員の割引がありました。
7月30日(日) くもり一時雨
やはり朝から雨。今日は上高地に向けて降りるだけです。
「♪ 涸沢さらば また来る日まで 横尾へつづく 雪の道」と「穂高よさらば」の歌を思い出しながら歩きます。
今年は残雪が多くありましたが、今回のルートではアイゼンが必要なところはありませんでした。
先の歌の続き「♪ かえり見すれば 遠ざかる まぶたにのこる 屏風岩」です。
屏風岩に霧がまとわりついています。
明神池からは通常は南側の道を行くのですが、今日は北側の道を行きます。少し時間がかかりますが、森と渓流がきれいです。
最後は河童橋でソフトクリームの打ち上げです。
すっきりした梅雨明けの天気にならず、予報では雨がちでしたので、キレットを越えるのは難しいかもと思っていましたが、そこそこの天気で、槍から大キレットを越え、涸沢岳まで、豪快な岩稜歩きを満喫することができました。
キレットを越えて北穂に到着した頃の天気図です。微妙です。
44年前に表銀座から槍穂縦走をした後、いつでも再度行けると思っていたのですが、そんなに簡単に行ける齢ではないのに気が付いて、今回計画しました。
ふた回り以上若い会員ともパーティを組んで、体力的には大変でしたが、無事歩けて有難いことです。
滋賀を車で早朝に出発、11時頃に新穂高着、今日は槍平小屋までの行程です。
最初は平坦な道を歩きます。白出沢出合には自然石を利用した洒落た水場がありました。
更に進むと滝谷出合。増水時には渡れませんが、今日は大丈夫です。少し橋が細いようにも見えますが、よほどバランスを崩さない限り大丈夫でしょう。
順調に4時頃に槍平小屋に到着。70歳以上は500円の金券のプレゼントがあり、ビール1本ゲットしました。
7月28日(金) くもり一時雨
槍平からはいよいよ本格的な登りです。
今回のコースは全コースつうじて花もたくさんあり、雪融けが遅れたためか、きれいに咲いていました。私にはミヤマオダマキやクロユリなど、特徴ある花以外はよく分かりませんでした。
千丈沢乗越経由で槍の肩に到着、天気が良くないせいか登っている人はほとんどいません。
頂上に着いたときは私達だけでした。
天気予報がもう一つのため、どこまで行けるか分からなかったのですが、まずは最初の目標はクリアです。若手はアルプスの山に初登頂です。
大喰岳から中岳、南岳と3000mの稜線を歩きます。思っていたよりアップダウンがありました。
途中から霧も晴れて、南岳への稜線も現れました。
予定どおり2時前に南岳小屋に到着、比較的小さいながら良い小屋です。労山会員の割引がありました。
4時頃に霧がはれてきたので、小屋の南側にある展望台に行きました。南岳は何といっても、このキレット越に見る北穂の眺めです。陽ざしがあればもっときれいな写真が撮れるのですが。
7月29日(土) くもりのち一時雨
起きたときは濃い霧がかかっていて、キレット越えは無理かと思いましたが、しばらくすると霧も晴れ青空ものぞいてきました。
予定どおり穂高に向けて、いよいよ出発です。
キレットの底に向けて下ります。
飛騨側から霧が上がってきましたが、天候はそんなに悪くはないようです。
狭い馬の背の岩場を行きます。
東側に常念岳が見えます。
西側には笠ヶ岳が見えます。
1時間ほど前に出発した南岳方面を見ます。どこを降りてきたのかよく分かりません。
更に下ります。
やっとキレットの底に到着し、北穂に向けて登ります。
急な岩場を登ります。よく探せばホールド、スタンスは豊富で、鎖やボルト類も要所要所にあります。
ペンキの印も随所にあり、ルートは分かりやすいです。
人が多いとすれ違いなどで時間がかかりますが、ほとんど他のパーティと出会いませんでした。
最後は左側に回り込んで北穂高小屋直下の壁を登ります。
ようやく北穂高小屋が目の前に現れました。
北穂頂上に到着。たまたま他のパーティと出会ったので、集合写真を撮りあいました。
大キレットは無事通過しましたが、北穂から涸沢岳の稜線も同じくらい危険な岩場が続きます。
北穂頂上出た所には雪が残っていましたが、階段状にきれいに整備されていました。
霧の中に幻想的な岩峰が見えます。
トラバースあり、
大きな岩がゴロゴロの稜線を歩きます。
涸沢槍の手前を行きます。
涸沢槍を気づかないまま通過し、涸沢岳に到着です。晴れていれば賑わうところですが、ほとんど人はいませんでした。
当初予定では穂高岳山荘で泊り、翌日は奥穂、前穂、岳沢経由で上高地に降りる予定でしたが、翌日の天候が悪いことがほぼ確実だったので、涸沢まで下山し、涸沢小屋に泊まりました。ここも労山会員の割引がありました。
7月30日(日) くもり一時雨
やはり朝から雨。今日は上高地に向けて降りるだけです。
「♪ 涸沢さらば また来る日まで 横尾へつづく 雪の道」と「穂高よさらば」の歌を思い出しながら歩きます。
今年は残雪が多くありましたが、今回のルートではアイゼンが必要なところはありませんでした。
先の歌の続き「♪ かえり見すれば 遠ざかる まぶたにのこる 屏風岩」です。
屏風岩に霧がまとわりついています。
明神池からは通常は南側の道を行くのですが、今日は北側の道を行きます。少し時間がかかりますが、森と渓流がきれいです。
最後は河童橋でソフトクリームの打ち上げです。
すっきりした梅雨明けの天気にならず、予報では雨がちでしたので、キレットを越えるのは難しいかもと思っていましたが、そこそこの天気で、槍から大キレットを越え、涸沢岳まで、豪快な岩稜歩きを満喫することができました。
キレットを越えて北穂に到着した頃の天気図です。微妙です。
44年前に表銀座から槍穂縦走をした後、いつでも再度行けると思っていたのですが、そんなに簡単に行ける齢ではないのに気が付いて、今回計画しました。
ふた回り以上若い会員ともパーティを組んで、体力的には大変でしたが、無事歩けて有難いことです。
K3号