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エベレスト・チュクン渓谷トレッキング 17日間 その3

個人山行ブログ
旅も終盤へ!

チュクン渓谷を歩き、元来た道を戻りルクアへ。

カトマンズではたっぷり時間があるので買い物三昧でした。


 

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この日早朝まだ暗い中で、アイランドピーク(6,189m)を目指す
ヘッドランプの明かりが見えました。2人です。挑戦中の人がいるのですね。

いよいよチュクン村ナマステロッジともお別れです。その前にどうしても
雪渓のある場所まで行ってみたいというS氏の言葉で行けるところまで
行くことにしました。隊長は今日はちょっとお疲れモードで不参加です。

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河原で見つけたブルーポピーと、うすゆき草の枯れ姿。来年もちゃんと咲いてくれます。

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河原に落ちている石を探して記念に持って帰りました。
N氏はこちらで購入した帽子がとても良く似合っています。
これは本当に暖かくて優れものでした。

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最後にこの地と周りの山々の名前を確認します。
なかなか名前が覚えられません。

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あの山の麓に登ったら雪渓まで行けそうなのですが、川の流れが強く、とても対岸まで
行けそうにありません。残念ながらここまでです。

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全員で元来た道を戻って今日はショマレ村まで6時間の行程です。

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この頃から疲れが見え始めてきました。登り返しがつらく思えます。
隊長もM氏も少し風邪気味です。

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ヤクがのんびり草を食んでいます。重たい荷物から解放され今日は彼らの休息日でしょうか!

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木々も紅葉し、今はヒマラヤの秋です。

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タンボチェまで戻って、偉大なる登山家・加藤保夫氏の慰霊碑を見に行きました。
橋本龍太郎氏の記念碑もありました。
これからはあの白きタムセルクに向かって下山です。

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ここで一旦エベレストとはお別れです。これからナムチェバザールまでは登り返しが
あり6時間の行程です。
結構きつい登りが続き、風邪気味のN氏と私は少し遅れ気味。隊長は今日は絶好調。
チュクンリの日と変わって欲しかったと嘆く事然り!

確かに、あの日到達できなかったことに悔しい気持ちも混じります。

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ナムチェバザールに戻ってきました。久しぶりの人息を感じて懐かしい思いです。
行きにもお世話になったプモリロッジにまたお世話になります。

久しぶりに広い部屋です。贅沢な感じさえしました。

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嬉しい事にこのツアー中に誕生日を迎えたS氏と私の為にシェルパの料理長が
ケーキを焼いてくれました。久しぶりに甘いもの。こんな山の中でこんな美味しいケーキが
食べられるなんて!

首には縁起の良い黄色のシルクのスカーフをおかみさんが巻いて下さいました。
なんだか、すごく幸せ‼    ね~、Sさん!

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ナムチェからルクアまでは本当の登り返し。

ジョルサレ村で国立公園から退出。ベンカール村の行きに宿泊したソナムゲストハウスで
美味しいパスタの昼食を済ませ、最後の登りを経てルクアに到着。

7時間の道を歩き、ルクアの街に入って振り返ると、コングリの頂上が光っていました。
ずっと見守ってくれているようでした。
さようなら~!

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この日10日以上も行動を共にしてきたシェルパのスタッフとお別れパーティ。

昨日に続き今夜も手作りのケーキを作ってくれました。そしてごちそうが並びます。

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カレーとコロッケ。鶏肉の甘辛焼きも美味しかった~。

そしてお別れの時、隊長はじめ、一人一人からスタッフに御礼の言葉が述べられました。
彼ら無くしては、このトレッキングは続けられない事でした。
本当に感謝です。

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彼らとの想い出は尽きません。Mさんは彼らに日本から持参したTシャツを。
私は折り紙を感謝の気持ちとして渡しました。

            本当にありがとうございました!

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ルクアに一泊して翌日はカトマンズに戻る日です。
空港までナワ君たちが見送りに来てくれました。
インドの大統領がカトマンズにきているので、カトマンズ空港が閉鎖され飛行機が
大幅に遅れました。が、無事に4時過ぎにカトマンズのホテルに到着。

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カトマンズに戻ると相変わらずの大渋滞。マナーのない国は大変です。

疲れました。と、思ったところで、私は水当たりを起こしたのか、強烈な嘔吐と下痢に襲われ、
丸一日ホテルに缶詰めになりました。つらいのなんの~!

皆さんは久しぶりの日本食を食べて買い物三昧。翌日も私はベッドから動けずでした。
みんなの買い物を見せてもらっていいなあ~!

夕方、皆さんは食事に出かけましたが、私はその間一人で買い物。まだ食べ物が喉を
通りません。

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カトマンズ最終日。午前中はみんなと買い物へ。ネパール産のノースフェイスの
ダウンジャケットをゲット。

そして午後から、ガイドのA氏にツアー前からお願いしていた、本場のアーユルヴェーダーの
白ダーラの施術を受けに行きました。A氏のバイクの後ろのまたがって、カトマンズの雑踏を
走り抜け、とある医院へ。
本当にリラックスした2時間でした。日本では考えられないほど丁寧で安くて、流れていた音楽
は、buddist musicで、何と私がルクアで購入したCDでした。
施術してくださった方との片言の英語のおしゃべりも楽しかったのです。日本からも海外からも
多くの方が来られるとの事。もう一度行ってみたい場所です。

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その後、カトマンズでの最後の夜は、A氏お薦めのイタリアン。海外の人達も多く
訪れる人気店。なかなか予約がとれず、夕食は8時過ぎになりました。

ちなみに一番後方の二人のイケメンは今年最年少21歳でエベレストに登った慶応の
学生と医大生。A氏の知り合いでした。もう少し話を聞きたかったなあ!
エベレストにこの若さで登ったら、次の目標は何なのでしょう?

大きなピザと、カルボナーラのパスタは絶品でした。

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翌日は中国・成都に戻りホテルの近くで、念願の肉そばを食べました。
日本風のラーメンはどこにもありません。チャーハンも美味しかった。
何より、一杯120円くらいでとても安いのです。みんなパクパク食が進みました。

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果物がとても安くて豊富なので、ミカンとブドウを購入。活気ある中国の夜を満喫
しました。
翌日、いよいよ帰国です。成都から関空へ。17日ぶりの日本です。

関空へは17時40分着。沢山の想い出を胸にしてそれぞれが帰途に着きました。
皆さん、本当にお世話になりました。こんな大きな想い出はこれから幾つ作っていけるでしょうか?
またこんな旅ができたら良いですね。 本当にありがとうございました。

今回A氏と街をバイクで走りながら、話をしたネパールの階級制度について考えさせられました。
生まれた場所で、定められた暮らしの中で懸命に生きる人々や動物。みんな幸せそうで、笑顔が
素敵でした。

便利な暮らしを当たり前として暮らしていることに反省!貴重な体験をした17日間でした。

今も、ゾッキョやヤクの首に付けられた鐘の音の響きが懐かしく、思いだされるのです。


                                      by みっこちゃん















 

この記事へのコメント

≫ しばちゃん | 2016年11月19日11時36分
ブログ拝見し、数度訪れたネパールの高峰が甦ってきます。
東西に延びる2000kmにもおよぶ山脈ですし、高山病という難敵も控えているのでどこへも誰もとはいきませんが、麓から見るだけで畏敬の念を抱く秀麗な山々はやはり感激ものですね。
全員登頂とはいかず苦難もあったようですが、それぞれ貴重な体験をされ満足されたことでしょう。
≫ ♪岳美♪ | 2016年11月20日15時57分
「一歩、一歩、歩みを進めて、エベレストを見よう」を(●^o^●)
合言葉に、2年前より進め、やっと実施出来た
★エベレスト チュクン渓谷トレッキング
ヒマラヤの白き峰々を仰ぎ、息を切らせながら歩き、登り、貴重な体験をしましたね~~思い出一杯のアルバムですね!
小さな村の灯りの元で暮らす山岳民族
小さな集落、やっと電気が開通したばかりの集落も、昨年の地震の影響で今なお不自由な暮らしをされている山奥の人達、そんな世界を垣間見て、改めて自分の幸せを感じられた事でしょう~ 貴重な体験で自身が強く成りましたね(●^o^●)
みなさん~~~ おつかれさん♪

≫ みっこちゃん。 | 2016年11月21日14時52分
しばちゃん、岳美さん、コメントありがとうございます。

そこに行かなければ決して分からない、気付かない事が沢山あることを改めて感じました。当たり前に周りにあるものが、手に入らない暮らし。遠くの村からナムチェバザールに籠を背負って買い物に行く人々を見て、日々の暮らしを見つめ、大切に生きていかなければならないと感じました。
だから、今回はトレッキングも含めて旅をしてきたのだと思います。
岳美さん、きっかけを作っていただいた事、本当に感謝です!

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