10月7日(水)
鈴鹿山系の竜ヶ岳に三重県側から登ってきました。
登りは遠足尾根、下りは金山尾根です。
シロヤシオの紅葉が少しだけ始まっていました。
宇賀渓キャンプ場から遠足尾根を登ります。急登ですが、うまく登山道が造られていて、ゆっくりと高度を上げます。最初は植林帯で見通しがありませんが、そこを過ぎると竜ヶ岳の頂上が見えます。紅葉も少し始まっています。
まだ青々ととしていますが、もう少しすれば紅葉がきれいでしょう。
頂上に近づくとなだらかな尾根になり、見晴らしの良い快適な道を進みます。
シロヤシオの紅葉も少し始まっています。もう少しすれば、斜面で点々と遊んでいる緑の羊も赤くなるでしょう。
シロヤシオは別名ゴヨウツツジ(五葉躑躅)で、たしかに葉が五つに分かれています。
平日でしたが、頂上は多くの人がいました。広い頂上なので、皆さん間隔をとって休んでいます。若い人が多いです。
下りは金足尾根です。一部急斜面で大変でしたが、濡れていなかったので、まだよかったです。
春は白い羊、秋は赤い羊となるシロヤシオですが、若い木が育っていないのが気になります。若い元気な木は、ほとんどシカの食べないアセビです(本当に食べるものがなくなれば、食べるそうですが。)。
道の両側もアセビです。すでに花芽が出ています。
どうやらシカの影響かもしれません。遠足尾根でも数頭のシカを見ましたが、じっとこちらを見ていて、まったく逃げようとしません。以前は人間の気配を感じるとすぐに逃げましたが、考えられないことです。
アセビの中にあるリョウブの木ですが、シカの口の届く高さまで樹皮が食われて、やけどのようになっています。シカはリョウブの樹皮が好きなようで、たいていリョウブの下の方はこのような感じです。
こちらは、これもシカの食べないイワヒメワラビの中にあるリョウブで、やはり樹皮が食われています。
これもシカが嫌いなマツカゼソウで、多く見られました。アセビ、イワヒメワラビ、マツカゼソウが多いのは、シカがたくさんいることを示しています。
ここに限らず、シカの多いところでは、シカが食べる植物はシカの口が届く高さまで、すべて食べつくされて、既に大きくなったもの以外は育たないようです。その結果、競争相手がいなくなったアセビなどが増えていきます。
この地域もいずれはシロヤシオがなくなり、一面アセビの森に変わるのではないかと心配されます。
シカが悪いわけではありませんが、このままでは日本の森はとんでもないことになるかもしれません。
まだ青々ととしていますが、もう少しすれば紅葉がきれいでしょう。
頂上に近づくとなだらかな尾根になり、見晴らしの良い快適な道を進みます。
シロヤシオの紅葉も少し始まっています。もう少しすれば、斜面で点々と遊んでいる緑の羊も赤くなるでしょう。
シロヤシオは別名ゴヨウツツジ(五葉躑躅)で、たしかに葉が五つに分かれています。
平日でしたが、頂上は多くの人がいました。広い頂上なので、皆さん間隔をとって休んでいます。若い人が多いです。
下りは金足尾根です。一部急斜面で大変でしたが、濡れていなかったので、まだよかったです。
春は白い羊、秋は赤い羊となるシロヤシオですが、若い木が育っていないのが気になります。若い元気な木は、ほとんどシカの食べないアセビです(本当に食べるものがなくなれば、食べるそうですが。)。
道の両側もアセビです。すでに花芽が出ています。
どうやらシカの影響かもしれません。遠足尾根でも数頭のシカを見ましたが、じっとこちらを見ていて、まったく逃げようとしません。以前は人間の気配を感じるとすぐに逃げましたが、考えられないことです。
アセビの中にあるリョウブの木ですが、シカの口の届く高さまで樹皮が食われて、やけどのようになっています。シカはリョウブの樹皮が好きなようで、たいていリョウブの下の方はこのような感じです。
こちらは、これもシカの食べないイワヒメワラビの中にあるリョウブで、やはり樹皮が食われています。
これもシカが嫌いなマツカゼソウで、多く見られました。アセビ、イワヒメワラビ、マツカゼソウが多いのは、シカがたくさんいることを示しています。
ここに限らず、シカの多いところでは、シカが食べる植物はシカの口が届く高さまで、すべて食べつくされて、既に大きくなったもの以外は育たないようです。その結果、競争相手がいなくなったアセビなどが増えていきます。
この地域もいずれはシロヤシオがなくなり、一面アセビの森に変わるのではないかと心配されます。
シカが悪いわけではありませんが、このままでは日本の森はとんでもないことになるかもしれません。
K3号