御坂山地(三ツ垰山・御坂山・黒岳)~富士の展望を求めて|個人山行ブログ|山行ブログ|湖南岳友会のホームページ

御坂山地(三ツ垰山・御坂山・黒岳)~富士の展望を求めて

個人山行ブログ
12月4日(水)~5日(木)
関西に住む私にとって、山に登っていて富士山が見えるのはとてもうれしいことです。これまで南アルプス、八ヶ岳、金峰山、大菩薩峠など、富士山がきれいに見える山を楽しんできましたが、今回は間近に見える御坂山地を歩いてきました。
 
12月4日(水)
前夜発の夜行バスで河口湖駅(富士急行)へ。早速、富士山が駅舎の後ろに大きくそびえて見えます。
 9時前ですが、バスがひっきりなしに出入りしています。
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天上山から府戸尾根を三ツ峠山に向かいます。三つ峠山のコースとしてはロングコースです。6年前に来たときは全く富士山が見えませんでしたが、今回は快晴です。
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河口湖と明日歩くことになる黒岳などの稜線が見えます。
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初冬の明るい尾根を歩きます。
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冬型の気圧配置で風は相当強いようで、風下側に雲ができています。ほとんど動きません。
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頂上近くで。ここでも御多分にもれず、シカの被害に困っています。アツモリソウも以前の人の盗掘に代わって最近はシカの被害の方が大変のようです。
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今日は三つ峠山荘に宿泊。客は私一人で、窓から富士山の見える個室です。置ごたつもあって、山でこんなことで良いのかという感じです。紅葉が終わって積雪の始まるまでのこの時期、登山客は少ないということです。
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三ツ垰山にはロッククライミングのゲレンデがあり、夕陽に染まっています。
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大きな都市はありませんが、夜景が結構きれいでした。
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12月5日(木)
翌朝も快晴で、すっきりとした御来光のため、それほど赤く染まりませんでした。
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お世話になった三つ峠山荘も赤く染まります。
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小屋の前にはテラスがあり、富士山がきれいに見えます。
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三ツ垰山からはいったん林道を登山口まで下り、そこから舗装道路を御坂峠の登山口に向かいます。
気温は山荘の温度計でマイナス5度で、途中は大きな霜柱が見られました。
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御坂峠からの富士山と河口湖です。
御坂峠は富士吉田と甲府盆地を結ぶ古くからの峠で、葛飾北斎や歌川広重もここからの富士山を描いています。現在は御坂隧道がこの下を通っています。
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御坂峠からの稜線は、樹林越しに富士を眺めながら歩きます。
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御坂峠から黒岳の間はブナが多くあります。紅葉の頃もきれいなようです。
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大きなブナの木もあります。
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御坂山地の最高峰は黒岳(1793m)、少し南側に下ったところに展望のひらけた所があります。
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黒岳から先も、所々に展望の開けた所があります。
太陽がちょうど上で逆光になるため、写真はきれいに撮れません。今日は昨日と比べて雲が多いです。
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ゴールは大石峠で、ススキの広がる明るい峠です。
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峠からはきれいなジグザク道を大石プチペンション村というバス停へ。バスで河口湖駅に戻り、高速バス、JRを乗り継いで帰宅しました。
二日間、期待通り、ずっと間近に富士山を見ながらの山旅でした。
K3号
 
 
 

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