7月20日、梅雨が明けた!沢だ! ということで、近場の吉祥寺谷に沢登りに行きました。
7月20日(水)
一昨日に梅雨が明け、沢のシーズンが本格化したので、今年最初の足慣らしを兼ねて、近場の湖南大戸川吉祥寺谷に沢登りに行きました。
ごく小規模な沢ですが、沢の要素が一通りあって、沢が初めての人や、シーズン最初の足慣らしには適しています。
沢に入る所「入渓点」です。ここまで自動車がはいれます。ここは簡単ですが、入渓点がなかなか分からなかったり、そこにたどり着くのが大変な場合もあります。
すぐにきれいな「滝」が現れます。
小規模な「釜」(滝つぼ)です。深そうです。
ここは右側から越えられますので、別に泳ぐ必要はなかったですが、最初にずぶ濡れになると,その後、ドボンと落ちるのが嫌にならないので、泳いでいます。
小規模ながら気持ちの良い滝が次々と現れます。
「へつり」といって、水際の岩場を水平移動しています。ここは「へつら」なくても大丈夫ですが、大きな釜などでは「へつり」で突破せざるを得ないときもあります。
逆三角形の大岩が挟まっている「チョックストーン」です。左側に水流のある縦に長い隙間「チムニー」を登ります。狭い隙間に背中のザックを押し付けたりすると、楽に登れます。
「チョックストーン」の下から上流を見ています。地震でもあって上の大石が落ちてくればおしまいです。
チョックストーンの下から登ってきます。念のため、ロープで確保しています。この辺が「核心部」です。
滝はすべて流れに沿って登れます。
ただ、堰堤がいくつかあって、そこは手前から「高巻」します。普通の沢では越えられない滝も多く、「高巻」のルートを如何にうまく見つけるかが重要となってきます。怖いのはトラバースや降りる時です。
この堰堤は、この沢では最大です。
大きな岩に水が滑るように流れているところ「ナメ」です。花崗岩の白い川床がきれいです。
「ナメ」が延々と続いている沢もあります。
スケールが小さいながらも、両岸を切り立った岩壁にはさまれた「ゴルジュ」です。ここは流れも浅いですので、なんということはありませんが、普通は通過が難しいゴルジュが多いです。
ここが沢の終了点です。入渓点から、約4時間。今日はゆっくりと歩きましたが、普通は3時間程度で歩けそうです。
この堰堤を越えると砂地の広場があり、昼食です。
一休みしたあと、北側にある太神山北尾根の東海自然歩道を目指して「藪こぎ」です。
所々踏み跡がありますが、コンパスで方向を定めて、道なき道を進みます。
もともと沢登りは登山道がない山に登る手段でしたので、沢が切れてから、頂上に行くための「藪こぎ」は非常に重要です。藪を漕いで、頂上にピタリと到着するのが沢登りの醍醐味という人もいます。
踏み跡をたどったり、歩きやすい所を歩いていると方向が変わってしまうことも多く、コンパスで方向を定めてまっすぐに進む方がよいことが多いです。
急な斜面を上り下りして、ようやく東海自然歩道にたどり着きました。
ここから入渓点まで1時間ほどで戻ります。最初は木陰でよかったですが、下の方は直射日光が当たって、さすがに真夏でした。
沢に入っているときは、暑くも寒くもなく、ちょうど良い加減の天候でした。
私にとっては
「安」(自宅から自転車で来られるので、費用はゼロ)
「近」(自宅から自転車で入渓点まで40分足らず。
「短」(沢自体は3~4時間で歩けます。)
なコースです。
スケールは小さいですが、ナカニシヤ出版の「近畿の山 日帰り沢登り」には紹介されていて、大阪の会にいた20年ほど前に、わざわざ来たことがあります。
一昨日に梅雨が明け、沢のシーズンが本格化したので、今年最初の足慣らしを兼ねて、近場の湖南大戸川吉祥寺谷に沢登りに行きました。
ごく小規模な沢ですが、沢の要素が一通りあって、沢が初めての人や、シーズン最初の足慣らしには適しています。
沢に入る所「入渓点」です。ここまで自動車がはいれます。ここは簡単ですが、入渓点がなかなか分からなかったり、そこにたどり着くのが大変な場合もあります。
すぐにきれいな「滝」が現れます。
小規模な「釜」(滝つぼ)です。深そうです。
ここは右側から越えられますので、別に泳ぐ必要はなかったですが、最初にずぶ濡れになると,その後、ドボンと落ちるのが嫌にならないので、泳いでいます。
小規模ながら気持ちの良い滝が次々と現れます。
「へつり」といって、水際の岩場を水平移動しています。ここは「へつら」なくても大丈夫ですが、大きな釜などでは「へつり」で突破せざるを得ないときもあります。
逆三角形の大岩が挟まっている「チョックストーン」です。左側に水流のある縦に長い隙間「チムニー」を登ります。狭い隙間に背中のザックを押し付けたりすると、楽に登れます。
「チョックストーン」の下から上流を見ています。地震でもあって上の大石が落ちてくればおしまいです。
チョックストーンの下から登ってきます。念のため、ロープで確保しています。この辺が「核心部」です。
滝はすべて流れに沿って登れます。
ただ、堰堤がいくつかあって、そこは手前から「高巻」します。普通の沢では越えられない滝も多く、「高巻」のルートを如何にうまく見つけるかが重要となってきます。怖いのはトラバースや降りる時です。
この堰堤は、この沢では最大です。
大きな岩に水が滑るように流れているところ「ナメ」です。花崗岩の白い川床がきれいです。
「ナメ」が延々と続いている沢もあります。
スケールが小さいながらも、両岸を切り立った岩壁にはさまれた「ゴルジュ」です。ここは流れも浅いですので、なんということはありませんが、普通は通過が難しいゴルジュが多いです。
ここが沢の終了点です。入渓点から、約4時間。今日はゆっくりと歩きましたが、普通は3時間程度で歩けそうです。
この堰堤を越えると砂地の広場があり、昼食です。
一休みしたあと、北側にある太神山北尾根の東海自然歩道を目指して「藪こぎ」です。
所々踏み跡がありますが、コンパスで方向を定めて、道なき道を進みます。
もともと沢登りは登山道がない山に登る手段でしたので、沢が切れてから、頂上に行くための「藪こぎ」は非常に重要です。藪を漕いで、頂上にピタリと到着するのが沢登りの醍醐味という人もいます。
踏み跡をたどったり、歩きやすい所を歩いていると方向が変わってしまうことも多く、コンパスで方向を定めてまっすぐに進む方がよいことが多いです。
急な斜面を上り下りして、ようやく東海自然歩道にたどり着きました。
ここから入渓点まで1時間ほどで戻ります。最初は木陰でよかったですが、下の方は直射日光が当たって、さすがに真夏でした。
沢に入っているときは、暑くも寒くもなく、ちょうど良い加減の天候でした。
私にとっては
「安」(自宅から自転車で来られるので、費用はゼロ)
「近」(自宅から自転車で入渓点まで40分足らず。
「短」(沢自体は3~4時間で歩けます。)
なコースです。
スケールは小さいですが、ナカニシヤ出版の「近畿の山 日帰り沢登り」には紹介されていて、大阪の会にいた20年ほど前に、わざわざ来たことがあります。
K3号