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四国の沢(滑床渓谷、床鍋谷)

個人山行ブログ
沢登りで四国まで遠征しました。延々とナメの続く滑床渓谷と豪快な床鍋谷です。
四国に沢登りに行ってきました。
四万十川水系の滑床渓谷と吉野川水系の床鍋山で、ともに愛媛県の似たような名前の沢です。
彷徨倶楽部のAさんとHさんと一緒です。
8月18日 滑床渓谷
ナメが続く沢と聞いて行ってきました。観光地としても有名のようです。鬼ヶ城山系に源を発する渓谷で、高知との県境に近いです。

入渓するとすぐに出合滑が迎えてくれます。

雪輪の滝です。「日本の滝百選」のひとつで、滝全体がナメです。帰りに通ると、キャニオニングのツアーの若者たちが滝すべりを楽しんでいました。

雪輪の滝から先は、いよいよナメが連続して現れます。

まわりはブナなどの自然林で、木漏れ日を受けて明るい沢の中を快適に歩きます。

千畳敷、奥千畳敷と、これでもかというほどナメが続きます。

最後のほうは傾斜も出てきて階段状になりますが、やはりナメです。

源流に近づくにつれて川幅も数メートルになりますが、それでもナメが続きます。「ナメとんか」とギャグを飛ばすと、ひょっこり登山道にぶつかりました。 下山は八面山、熊のコル、ニノ俣を経由して、沢沿いに設けらている遊歩道に出ました。

8月19日 床鍋谷
二日目は旧別子銅山に近い赤石山系にある床鍋谷を登りました。

昨日の滑床渓谷はほとんど上半身は濡れませんでしたが、今日はシャワーを浴びての沢登りです。暑い夏向きの沢です。

次々と変化のある滝が続きます。

高巻きするところはあまりなく、ほとんどが滝身を直登できます。ナメ滝も多くあります。

この谷最大の2段40mの滝の上段です。左側の岩を登り、最後の方で滝身に移ります。

1350m付近で登山道が横切り、鍋床谷の西側の登山道を下山しました。滑床渓谷は下山が長かったですが、この沢は1時間半程度で楽に下山しました。

1日目はナメのテンコ盛り、2日目は滝、渕、ナメ、シャワークライミングなど、同じ四国の沢でも違った楽しみ方をしました。
 
 
       by  K 3号 でした。

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