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雨飾山

例会山行ブログ
2023年11月4日 
新潟県と長野県の県境にある雨飾山(1963m)に、新潟県側から登りました。女性3人、男性4人のメンバーです。
この辺の山域は関西からだと比較的なじみがなく、7人のメンバーも一人を除いて初めてでした。
例年なら雪も降るような寒い時期ですが、今年は全国的に異常に暖かく、この季節としては快適な天候の中、なごりの紅葉と360度の展望を楽しみました。
 
前日は9時頃に滋賀を出発、余裕で宿泊地の雨飾山荘に到着予定でしたが、高速道路が工事渋滞のために陽も暮れた17時過ぎにようやく到着しました。2人は小屋で、5人はテント泊です。
翌朝、日の出の頃に出発、携帯も通じない谷間で、まだ暗いです。
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下の方はまだ紅葉が残っています。
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わずかに残ったカエデの赤がきれいです。
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最初から急登が続き、梯子も何か所かありました。
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東側に妙高山地があるため、日の出から2時間ほどで、ようやく北の方の山に陽がさしてきました。左が鬼ヶ面山、右が鋸岳です。
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途中にある中の池です。期待していたほどではありませんでした。
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順調に高度を上げ、雨飾山の稜線に到着です。ここまであまり登山者に出会いませんでしたが、長野県側の登山道と合流して急に人が増え、ここから頂上までは、登り下りのすれ違いも大変でした。
急登の部分は終わったので、ここでゆっくりとしました。
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雨飾山が見えてきて、気持ちの良い笹原の中を歩きます。
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頂上近くで振り返ると先ほどの登山道が女性の顔に見えます。「女神の横顔」と言われているそうです。
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頂上は二つのピークを持ち、にぎわっていました。紅葉のピークの頃だとすごい人になるようです。
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頂上で全員集合です。
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頂上は360度の大展望です。一番目立つのへ北アルプス北部。左側が白馬岳、右が雪倉岳で、その先は栂海新道につながっています。
さすがにこちらは白くなっています。
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東の方は妙高連山で、左側に焼山、右に火打山が見えます。ここからだと妙高山は見えないようです。
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少し見通しが悪かったため、鹿島槍までは見えましたが、槍ヶ岳は見えませんでした。
頂上での展望を楽しんだ後、「女神の横顔」を見ながら来た道を戻り、すぐ北のピークの笹平でゆっくりとしました。
ここでNさんが買ってきたシェルターを広げてもらいました。ツエルトのようにテントにはなりませんが、簡単にすっぽりと被れて防寒、防風の性能はこちらの方が良さそうです。
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同じ道を下山します。急斜面で落ち葉が積っているので、滑りやすいです。
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天気は予報どおり下り坂で途中からガスも出てきました。
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あと半時間ほどのところで最後の休憩。こうしてみると、この辺の紅葉は結構きれいです。 
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下山口の祠の不動明王と薬師如来に、無事下山のお礼をしました。
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下山後に雨飾山荘の温泉に入りました。文政1年(1818年)に開発された古い温泉で、秘境の温泉として知られています。
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内湯もありますが、露天風呂もあります。昨日夜は男性二人が暗い中で2回も入りました。
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最後に雨飾山荘前で。
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帰りも工事渋滞はありましたが、行きに比べると少なかったです。それでも、やはり新潟は遠いです。
紅葉が盛りのもっと早い時期に来たい気もしますが、大混雑で大変でしょう。
K3号

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