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比良のテント泊縦走

例会山行ブログ
夏の白峰三山縦走のトレーニングも兼ねて、比良の権現山から蛇谷ヶ峰までのテント泊縦走をしました
権現山から武奈が岳を経由して蛇谷ヶ岳まで、比良のロングルートのテント泊縦走です。
女性3人、男性3人のパーティで、一人はテント泊デビューです。
栗原の霊仙山口から入って権現山~蓬莱山~八雲ヶ原~武奈ヶ岳~蛇谷ヶ峰~朽木のグリーンパークまでのロングコースです。

6月21日(土)
和邇駅からタクシーで霊仙山口へ、霊仙山は巻いて権現山へ向かいます。急な登りもあって、つらいところです。
稜線から琵琶湖側にはいないと思っていたので、ヒルをここで見つけて驚きました。


権現の頂上でもズボンにヒルが付いていてびっくりしました。幸い、被害はありませんでした。
蓬莱山への気持ちの良い稜線をたどります。曇り空ですが、見通しはまずまずです。少しガスが流れてくるのが、また良いです。


蓬莱山の頂上です。リフトは動いていますが誰もいません。
ロープウエーの乗り場付近にはジップラインという遊びをする人がたくさんいました。


長い稜線をたどって金糞峠へ。峠を少し下ったところにきれいな水場があったので、ここで水を補給しました。
芦生杉がたくさんある気持ちの良い谷を八雲ヶ原に向かいます。


1日目は八雲ヶ原でテント泊です。大学生らしいパーティと単独の方がテントを張っていました。夕食は石のテーブルのところでカレーをしました。夜になって、予報通り雨となりました。

6月22日(日)
幸いテント撤収のときは雨も小降りとなりました。
5時過ぎに出発。武奈ヶ岳頂上も誰もいませんでした。ときどき小雨もありましたが、見通しはよく、ゴールの蛇谷ヶ峰も見えました。


武奈ヶ岳からの下りは粘土質でぬかるんでいて、滑りやすくて大変でした。
釣瓶岳から先の下りには気持ちの良い稜線があります。


笹峠付近はルートが屈曲していて、わかりにくいところがありました。
ガスがかかっているのも幻想的です。


ようやくゴールの蛇谷ヶ峰に到着、雨は止んでいましたが残念ながら展望はありません。
それでも頂上付近はたくさんの人で賑わっていました。


ここから「グリーンパーク思い出の森」への下りが急な階段や滑りやすい木道があって、また大変でした。
「くつき温泉てんくう」で温泉に入って、シャトルバスで朽木学校前バス停へ、そこから路線バスでJR安曇川駅まで行って帰りました。

GPSのデータで調べると走行距離は約28km、歩行時間は休憩も含めて17時間、よく歩きました。
昭文社の地図のコースタイムは合計15時間で、テント泊装備としてはまずまずのペースでした。
by K3号でした。

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