GW10連休前半に白馬岳の雪稜バリエーション主稜ルートに挑みました。
4/28 曇り
猿倉13:30-白馬尻14:45
4/29 晴れ
白馬尻4:45-8峰6:45-7峰7:15-雪壁取付き9:15-白馬岳9:45-白馬尻11:40-テント撤収12:45-猿倉13:45
体力度6 難易度E
県道白馬岳線が開通したので猿倉に駐車。
白馬尻でBC設営。テントはソロ2張。他には5パーティー設営。
日帰りメンバーも多数。前日には50人程が主稜を通過したとか。。。
少し偵察した後、やる事ないので飯食って寝る。2人だとババ抜きも出来ない。
アタック当日は4:00行動開始。のはずが2人とも寝坊で45分遅刻のスタート。
白馬尻から主稜末端部に取付く。降雪直後のため小規模の雪崩が谷で発生。稜線への影響無し。
あさイチ8峰の登りがキツイ。登り切ると痩せ尾根が山頂まで続いているのが一望できる。
7~3峰まではアップダウンを繰り返し、高度感満点のナイフリッジと急雪壁が続く。
途中、左太ももがつりそうになりストレッチとクエン酸でしのぐ。
2峰手前で右太ももがつったオヤジと遭遇。互いの健闘を讃えて別れる。
2峰ピークに先行パーティーが登攀具を整えて待機。
順番待ちかと思われたが、右もものオヤジと同じパーティーで先を譲ってもらう。
最後の雪壁に取付く。ここは60mザイルではピークまで届かず、途中でピッチを区切ることになる。
支点は無いため、スノーバーやデッドマンで構築することになる。
20+50mロープを担いで来たが、
前日から多数の登山者がトレースを付けてくれていたためノーロープで登攀開始。
クライミング用のダブルアックスが主流の様だが、縦走用ピッケル1本と左指を雪壁に突き刺して登る。
渋滞していれば1時間以上待つこともあるらしい・・・。
最後に雪庇を乗越して白馬岳のピークに到着。
大雪渓を下り、白馬尻でテント撤収し猿倉へ下山。
当初12時間のコースタイムで白馬尻2泊の計画だったが順調に行動出来たのと翌日は雨予報の為、
繰り上げて下山。2人なのでサクッと自由で気楽な山行でした。
アルパインメンバーの拡大が今後の野望です。
byヒマラヤ