2023年10月15日~17日
富士見平のテント場をベースにして、金峰山と瑞牆山をピストンしました。好天に恵まれて富士山の眺めを十分に楽しみました。
金峰山は何度も登りましたが、無雪期の登りは初めてで、思っていたより大変でした。
瑞牆山は初めてで、岩の多い登山道を楽しみました。
紅葉もちょうど見ごろでした。
Tさんとの二人パーティです。
10月15日
早朝に滋賀を出発、JRで韮崎へ、そこからバスに乗り瑞垣山荘バス停で下車します。バスは最初から最後まで私たち二人だけでした。
瑞牆山荘からすぐに登山道に入ります。

思っていたより天候の回復は早く、時々晴れ間もありました。テント装備で歩くのは1時間弱。テントを張ってから一時雨もありましたが、明日に備えて早く寝ます。
10月16日
日の出前にテント場を出発。少し登ると木々の間から富士山が顔をのぞかせます。

このコースは全体に岩場も多く、こんな鎖場もあります。

大日岩です。

砂払いの頭に出ると展望が開けます。カメに見えます。

富士山がすっきりと見えるようになります。下に見えるのは甲府盆地です。逆光と富士山の後ろが少し霞んでいるので、写真はすっきりと撮れません。

金峰山頂上の五丈岩が見えてきました。

クライミングのメッカ、小川山の岩場のようです。

明日登る瑞牆山を見下ろすようになりました。岩峰があちこちにあります。
。
富士山に雲がかかってきました。

五丈岩に近づいてきました。こちらから見ると私には熊のように見えます。犬のようにも見えます。

頂上から見る五丈岩です。ご神体なので上に登ることはできません。
登りの岩場で思っていたより難儀したので、下りが心配でしたが、意外と楽に降りられました。
樹林帯に入ると紅葉が綺麗です。 カエデの赤はやはり映えます。

黄色はダケカンバのようです。

ナナカマドもたくさんありましたが、涸沢のようには余りきれいに色づいていませんでした。今年の気候の影響か場所によるのか。

思っていたより下山に時間がかかり、やっとテント場に到着。
富士見平テント場のすぐ近くに水場があります。

ここは「平成の名水百選」に選ばれています。「昭和の名水百選」もあるようで、全部で二百選です。飲料に適するかどうかは選定の基準ではありませんが、湧き水なので大丈夫そうです。

10月17日
この日も日の出前にテント場を出発、少し下って沢を横切ると桃太郎岩が現れます。ネットで調べると桃太郎岩はあちこちにあるようです。

最初は谷を進みます。

やがて沢から離れ、ゴロゴロした岩を歩きます。所々、鎖、梯子があります。

次第に青空も現れ、白い岩とのコントラストが綺麗です。

瑞牆山頂上は広い岩の斜面になっています。私たちが着いた時にはほとんど人はいませんでした。
西側は絶壁になっていて、いくつも岩峰が見えます。これは大ヤスリ岩らしい。

今日も富士山がよく見えました。雲がかかっていますが、昨日よりは下の方で、冠雪した富士山が美しいです。

昨日よりも空気が澄んでいるようで、北岳、間ノ岳です。少し雪が積っています。

その右に仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、鋸岳です。

更に右に八ヶ岳。雲海はすぐに薄くなりました。

頂上で1時間近く富士山などの展望を楽しんでから下山しました。途中で富士山と紅葉の両方を楽しめるところがありました。

下山途中では平日にもかかわらず、続々と登ってきます。人気の山です。
岩場の多い所を慎重に下ります。

私の山行では珍しくバスの時間まで余裕があるので、テント場に戻ってゆっくりと撤収しました。あらためて見ると、カラマツなどに囲まれた感じの良いテント場です。

シカがテント場のすぐ近くに現れて、全く人を気にしていません。下草を食べていて、おかげで藪のない明るい森にしてくれていますが、将来、樹木が倒れた後はどのような森になるのでしょうか

最後になって気が付きましたが、小屋の前に「富士山ビュースポット」がありました。

たしかに樹木の切れ目から富士山が見えます。

バス停への下山途中で、先ほど登った瑞牆山の展望台があります。

いつもバス停に向けては急ぐのですが、今日は余裕がありました。あらためて見るときれいな森で、山に登る体力がなくなれば、こんな所をゆっくりと散策するのも良いと思いました。

奥秩父、奥多摩、丹沢などの関東の山は遠いですが、富士山が近くに見られるのが魅力的です。
早朝に滋賀を出発、JRで韮崎へ、そこからバスに乗り瑞垣山荘バス停で下車します。バスは最初から最後まで私たち二人だけでした。
瑞牆山荘からすぐに登山道に入ります。

思っていたより天候の回復は早く、時々晴れ間もありました。テント装備で歩くのは1時間弱。テントを張ってから一時雨もありましたが、明日に備えて早く寝ます。
10月16日
日の出前にテント場を出発。少し登ると木々の間から富士山が顔をのぞかせます。

このコースは全体に岩場も多く、こんな鎖場もあります。

大日岩です。

砂払いの頭に出ると展望が開けます。カメに見えます。

富士山がすっきりと見えるようになります。下に見えるのは甲府盆地です。逆光と富士山の後ろが少し霞んでいるので、写真はすっきりと撮れません。

金峰山頂上の五丈岩が見えてきました。

クライミングのメッカ、小川山の岩場のようです。

明日登る瑞牆山を見下ろすようになりました。岩峰があちこちにあります。

富士山に雲がかかってきました。

五丈岩に近づいてきました。こちらから見ると私には熊のように見えます。犬のようにも見えます。

頂上から見る五丈岩です。ご神体なので上に登ることはできません。

登りの岩場で思っていたより難儀したので、下りが心配でしたが、意外と楽に降りられました。
樹林帯に入ると紅葉が綺麗です。 カエデの赤はやはり映えます。

黄色はダケカンバのようです。

ナナカマドもたくさんありましたが、涸沢のようには余りきれいに色づいていませんでした。今年の気候の影響か場所によるのか。

思っていたより下山に時間がかかり、やっとテント場に到着。
富士見平テント場のすぐ近くに水場があります。

ここは「平成の名水百選」に選ばれています。「昭和の名水百選」もあるようで、全部で二百選です。飲料に適するかどうかは選定の基準ではありませんが、湧き水なので大丈夫そうです。

10月17日
この日も日の出前にテント場を出発、少し下って沢を横切ると桃太郎岩が現れます。ネットで調べると桃太郎岩はあちこちにあるようです。

最初は谷を進みます。

やがて沢から離れ、ゴロゴロした岩を歩きます。所々、鎖、梯子があります。

次第に青空も現れ、白い岩とのコントラストが綺麗です。

瑞牆山頂上は広い岩の斜面になっています。私たちが着いた時にはほとんど人はいませんでした。

西側は絶壁になっていて、いくつも岩峰が見えます。これは大ヤスリ岩らしい。

今日も富士山がよく見えました。雲がかかっていますが、昨日よりは下の方で、冠雪した富士山が美しいです。

昨日よりも空気が澄んでいるようで、北岳、間ノ岳です。少し雪が積っています。

その右に仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、鋸岳です。

更に右に八ヶ岳。雲海はすぐに薄くなりました。

頂上で1時間近く富士山などの展望を楽しんでから下山しました。途中で富士山と紅葉の両方を楽しめるところがありました。

下山途中では平日にもかかわらず、続々と登ってきます。人気の山です。
岩場の多い所を慎重に下ります。

私の山行では珍しくバスの時間まで余裕があるので、テント場に戻ってゆっくりと撤収しました。あらためて見ると、カラマツなどに囲まれた感じの良いテント場です。

シカがテント場のすぐ近くに現れて、全く人を気にしていません。下草を食べていて、おかげで藪のない明るい森にしてくれていますが、将来、樹木が倒れた後はどのような森になるのでしょうか

最後になって気が付きましたが、小屋の前に「富士山ビュースポット」がありました。

たしかに樹木の切れ目から富士山が見えます。

バス停への下山途中で、先ほど登った瑞牆山の展望台があります。

いつもバス停に向けては急ぐのですが、今日は余裕がありました。あらためて見るときれいな森で、山に登る体力がなくなれば、こんな所をゆっくりと散策するのも良いと思いました。

奥秩父、奥多摩、丹沢などの関東の山は遠いですが、富士山が近くに見られるのが魅力的です。
K3号