1978年から続く山歩き・登山のクラブ『湖南岳友会』

5月3日（水・祭）　　晴れ　　　3名
最近は上野からの本道を使わず　ここ上平寺からが多い伊吹登山。
今日は2回登った中尾根を下りにも挑戦しようと意気込んでいます。
8時前に着いたのに駐車場はほぼ満車状態　このルートの人気を伺わせます。
　　

樹林帯をジグザグに登ります　快晴そして無風　汗を流して京極氏城跡へ。
 　

弥高山の山頂　今は見通しがよく三角点まですぐ行けますが　以前は藪でした。
　　

この木　よく見かけました。ぶらさがったのは花？　実？「ウリハダカエデ」と判明。
　　

あの尾根を突き進むんです　手強そう！　でも　頑張るぞっ～
　　

最高点も過ぎ　小さい谷を右に見て進むと右から尾根が伸びてきます。
「中尾根」との道標はありませんが　この道標の後ろに踏み跡がありますよ。
　　

ガラガラで登りにくい。硬いツゲが痛い　で　よけて進むと尾根の芯をはずしそう。
赤やピンクの印はあちこちにあります　それぞれ間違ってはいません。
選ぶルートは少しずつ異なりますが　尾根をしっかり外さなければ大丈夫。
　　

あっ山しゃくです　本当に可憐。霊仙山でなくここ伊吹で出会えるなんてうれしい。
　　

山頂はまだまだ　さえぎるように崖が立ちふさがります　あれを越えなくちゃ。
　　

ようやくたどり着きました　山頂の鹿よけネット。登りに4時間かかりました。　
　　

気持ちいいやろうね～　　悠々と手を振ってくれました。
　　

山頂はすごい賑わい　いい山なんですよね。さぁお腹がすきました　お昼です。
　

下りです　慎重に慎重にです。石を落とさないよう　自分も落ちないように。
写真を撮る余裕もなく危険地帯を1時間　樹林帯に入ってホッとひと息。
緑濃い森にいると　その緑に吸い込まれそうになります　思わず寝転びました。
　　

沢山の花たちに会えました　ヤマエンゴサク　アマナ　ヒトリシズカ
　　　　

約11㌔の歩きなのに　なかなか疲れました　が　充実感は満タンです。
　　8時間の軌跡

本道はまるで蟻の行列状態　でもこのルートはひっそりの古道です。
展望はすばらしく　特に下りは両手を広げて舞い降りたくなります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　Sayo