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戦国武将の戦跡を訪ねて!
参加者 8名

雲ひとつない好天にめぐまれたこの日、戦国武将の戦跡が多く残る行市山を訪ねた。

柴田勝家をかばって戦死した毛受兄弟の墓から登山道に入る。

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穏やかな山道が続き、雑木林を抜けると、余呉湖の集落が眼下に広がる。
田畑の美しい風景に目を奪われる。
民家から立ち上る煙はまるで天皇の国見の風景を思わせるほど平和だ。

IMG_3273.jpg

雑木林をおしゃべりをしながら歩き、枯れ木を見つけて休憩。

DSC00072.jpgDSC00074.jpg 

ところどころにある急登をこなし、眼前に残雪の横山岳を眺めながら、行市山頂上へ。

DSC00085(右から金糞岳、横山岳).jpg

頂上には12時前に到着。先発の大人数のグループがのどかに昼食をとっていた。
その光景に誘われ、私達もここでちょっと一休み。

DSC00099(行市山山頂).jpg

私達は当初の予定を変え、そこからさらに余呉トレイルの一角をなす
柳ケ瀬山まで足を延ばすことにした。
2時間かかるというその道は、どうやら笹に覆われて迷い易いとの事。
最初は本当に情報通り、背丈を越す笹藪を両手で払いながら、踏み跡を見つけ
ながらようやく藪を抜ける。木の枝にしっかり巻かれたビニールテープが道しるべ
となり、迷うことなく柳ケ瀬山北にある玄蕃城跡地へ ・ ・ ・

IMG_3289.jpg
DSC00114.jpg

賤ケ岳合戦時の柴田勝家の陣地。とても大きな跡地だ。
そこは、戦国時代ここが確かに城があったのであろうと想像をかきたてる風景!
戦国武将が刃を合わせる音が聞こえてきそうな光景だ。濠や馬道、本丸、
見張り台があったであろう場所。今は明るい初春の日射しが森に射し込み
平和そのものだ。
雪もなく、花もなかったけれど、歴史の足跡をたどりながら下山。

新緑の頃に是非もう一度訪ねてみたいと思えるほど、楽しい一日になった。

                               by みっこちゃん




 

この記事へのコメント

≫ しばちゃん | 2016年03月13日09時48分
柳ヶ瀬山の手前、刃根越(峠)付近の地形で’ここは来た場所’と思いだす。 この先、柳ヶ瀬山の一画に玄蕃尾城跡(賤ヶ岳合戦の折の柴田勝家本陣跡)があり、是非見て貰いたいので終盤の急坂を我慢してもらい案内する。
 静かな広大な城跡は往時を偲ばせるに充分。賤ヶ岳合戦跡は有名だが、玄蕃尾城跡はひっそりと往時を偲ばせながら山懐に抱かれているようだ。必見に値する城跡と思う。
 是非皆さんにも訪れてもらいたい。柳ヶ瀬村から登山道を歩くのも良いが、車で刃根峠手前まで行け駐車場もある。
≫ Sayo | 2016年03月13日11時05分
穏やかな一日となったが 春を迎える心の準備はできていない。
ワカンでスノーハイク 今日など当然そうなるはず・・・
が 雪のカケラが残るだけの湖北の山となった。
雪山を満喫しないうちに迎える春は ちょっとばかり寂しいが
鮮やかな芽吹きや 春の花々を待つ気持ちに切り替える事にしょう そんな山行となりました。
≫ ♪岳美♪ | 2016年03月13日12時02分
行市山から藪こぎ覚悟で柳ヶ瀬山へのルートは背丈を越える笹やぶの登山道
言いだしっぺのSさんは勿論、全員慎重に歩を進める
暫くは、ほっぺに笹の跳ね返りを受けながら~ 踏み跡、目印のテープを確認して歩を更に進める
ほどなく視界が開け踏み後もしっかり確認出来る登山道、やれやれ~~所々の残雪は、余りにも淋しい限りで、今期の積雪の少なさを物語る
春まだ遠しなのか早春のお花を見つける事が出来ないまま、雪の無い伊吹山を車窓から眺め帰路に着く。

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