10月31日(土)、11月1日(日)
山専門の気象予報会社、(株)ヤマテン代表の猪熊隆之さんが、滋賀の比良山系で机上気象講座と観天望気ハイキングを開かれるということで、参加しました。
これまで山の気象については本を読んだりして勉強はしましたが、特に雲で天候の変化をみる観天望気などはなかなか理解できませんでした。
今回実際に山で雲をみながら専門家の説明を受けて、少しは分かるようになり、興味がわいてきました。
初日は比良げんき村で机上の気象講座です。
山は平地と違って、風が斜面にあたって上昇気流が発生するため、平地での予報が山ではそのまま通用しないということです。
そのため、山の予報には風の方向と強さを知ることが重要で、天気図や雲からそれらを知る方法について、わかりやすい説明がありました。
そのほか、遭難に直結する落雷や、冬の比良、鈴鹿の気象についても説明がありました。
翌日は比良山系の比良げんき村から、涼峠、ヤケ山、タンヤマの頭を歩いて、実際に雲の様子を見る、いわゆる観天望気をしながらのハイキングです。
当日の正午の天気図です。前線が南下してきて、翌日は天気が崩れるようですが、こんな時にどんな雲が現れるか、猪熊さんの説明を聞き、雲を観察しながら歩きます。
出発前に見られた「ひつじ雲」です。前線の影響が現れているようで、狭い範囲で温度差があるときに出るそうです。みそ汁に現れるまだら模様に例えた説明が面白かったです。
真ん中の小さな雲が、ちぎれた断片層雲というらしくて、風の強さがよくわかるそうです。
途中の紅葉。
これは高いところの雲のようです。
開けたところでは、ゆっくりと猪熊さんの説明があります。
ヤマテンのオリジナルTシャツです。猪熊さんは雲の気持ちが分かるようです。
強い風があることを示すレンズ雲が出ています。中央に左右に延びている雲です。天候が下り坂になるときに出るようです。
真ん中がうろこ雲で、天気の変化が激しいときに現れるそうです。
時々青空も見えていましたが、下山した時には黒い雲に覆われてきました。翌日は予報どおり、雨となりました。
この日は天気が下り坂で、いろんな雲が見ることができ、観天望気には絶好の日だったようです。
雲の様子などから天気の変化を見る観天望気は、その時その時の、その場所の予報ができるので、山では非常に有効です。これまでも本を読んで勉強しようとしたこともありましたが、本を読むだけでは、なかなか理解できませんでした。
しかし、実際に雲を見て説明を受けると、少しわかったように思います。
この歳になって今更なんですが、これからは雲を見て勉強したいと思いました。
山は平地と違って、風が斜面にあたって上昇気流が発生するため、平地での予報が山ではそのまま通用しないということです。
そのため、山の予報には風の方向と強さを知ることが重要で、天気図や雲からそれらを知る方法について、わかりやすい説明がありました。
そのほか、遭難に直結する落雷や、冬の比良、鈴鹿の気象についても説明がありました。
翌日は比良山系の比良げんき村から、涼峠、ヤケ山、タンヤマの頭を歩いて、実際に雲の様子を見る、いわゆる観天望気をしながらのハイキングです。
当日の正午の天気図です。前線が南下してきて、翌日は天気が崩れるようですが、こんな時にどんな雲が現れるか、猪熊さんの説明を聞き、雲を観察しながら歩きます。
出発前に見られた「ひつじ雲」です。前線の影響が現れているようで、狭い範囲で温度差があるときに出るそうです。みそ汁に現れるまだら模様に例えた説明が面白かったです。
真ん中の小さな雲が、ちぎれた断片層雲というらしくて、風の強さがよくわかるそうです。
途中の紅葉。
これは高いところの雲のようです。
開けたところでは、ゆっくりと猪熊さんの説明があります。
ヤマテンのオリジナルTシャツです。猪熊さんは雲の気持ちが分かるようです。
強い風があることを示すレンズ雲が出ています。中央に左右に延びている雲です。天候が下り坂になるときに出るようです。
真ん中がうろこ雲で、天気の変化が激しいときに現れるそうです。
時々青空も見えていましたが、下山した時には黒い雲に覆われてきました。翌日は予報どおり、雨となりました。
この日は天気が下り坂で、いろんな雲が見ることができ、観天望気には絶好の日だったようです。
雲の様子などから天気の変化を見る観天望気は、その時その時の、その場所の予報ができるので、山では非常に有効です。これまでも本を読んで勉強しようとしたこともありましたが、本を読むだけでは、なかなか理解できませんでした。
しかし、実際に雲を見て説明を受けると、少しわかったように思います。
この歳になって今更なんですが、これからは雲を見て勉強したいと思いました。
K3号