伊吹山麓の一角に広がる歴史を訪ねての山行です。
整備された登山路を歩き、新緑と歴史探訪を楽しむ。
5月23日(土) 曇/晴 参加9名
コロナ感染の緊急事態宣言は県内では解除されたが、依然としてその脅威は残る。
充分な配慮で臨もうと山仲間に呼びかけると9名が参加、皆さん夫々ストレスが溜まっているよう。
このコースは三年前に登った道、当時は登山者にも逢えず、あまり整備されたコースとは言えなかったが戦国時代の京極氏にまつわる歴史深い遺跡の残る登山路だった。
ところが今回は驚いた。上平寺村落から登山路は始まるが駐車場は立派に整備され途中の登山路も下草枝が刈られ標識は随所に整備されている。 最近、衰退している登山路はあっても、むしろ整備の進んだ登山路にお目にかかったことはめったにない。地元の熱意に驚かされるとともに感謝したい。
コースの見どころは麓にある伊吹神社周辺の京極家屋敷跡や庭園跡、中腹にある立派な山城跡・寺坊跡、登山路から眺める伊吹山の険しい東南壁、そして伊吹山一般登山路の六合目下の平坦台地に突然合流する感動。今回はここまでの往復7時間半の山歩きでした。
充分高齢化した私には無理だが、体力のある方はここから片道1時間半弱で山頂まで登れるハード道。
山頂までトライしている健脚者にも今回は数組出会えた。今後、人気のあるハード・コースに変貌する予感がする。
まずは歩いたルートを紹介する。
まず、登山口は砂利の敷き詰められた整備された駐車場。30台程のスペースはあり無料とは有り難い。
いきなり伊吹神社の境内に入り京極家の遺跡が目に付く。
登山口・伊吹神社前の京極氏遺跡に関する説明板。
伊吹神社境内にある京極氏屋敷跡。奥には石垣池もある庭園も。
京極氏屋敷跡の一角にある墓石群と伊吹神社
整備されたツララ折れの山道を進むと中腹に桐ヶ城(上平寺城)の遺跡跡が随所に。
弥高山中腹に位置する桐ヶ城(上平寺城)本丸跡広場
弥高山三角点(838m)を尾根道が続きルンルン気分。
尾根道から見る伊吹山東南壁。登山道はなさそうでかなり険しい。
P881地点付近からのトラバース道はやや細るが以前よりははるかに歩きやすい。
最後少し荒れた道を登り詰めると突然見晴らしの良い台地に出る。上野からの一般登山道に合流する。
頂上への一般登山道には多数の登山者が見え隠れする。
伊吹山六合目下の平坦地、あたりはオドリコソウでいっぱい。
後ろの白い建物は六合目避難小屋、のんびりとお互い距離をとって昼食。
帰り、弥高山三角点下からは弥高村落への尾根道をとり、中腹で弥高百坊で休憩。
弥高百坊があったとされる広い台地。
後ろの山々は関ケ原からのドライブ道が通る。
数段に分かれて寺坊・宿坊があったとされる。後は関ケ原と養老山地。
弥高百坊からの伊吹山麓の村落と左奥は霊仙山
あとはトラバース道で元の尾根に戻り上平寺村落に帰着した。
By しばちゃん
コロナ感染の緊急事態宣言は県内では解除されたが、依然としてその脅威は残る。
充分な配慮で臨もうと山仲間に呼びかけると9名が参加、皆さん夫々ストレスが溜まっているよう。
このコースは三年前に登った道、当時は登山者にも逢えず、あまり整備されたコースとは言えなかったが戦国時代の京極氏にまつわる歴史深い遺跡の残る登山路だった。
ところが今回は驚いた。上平寺村落から登山路は始まるが駐車場は立派に整備され途中の登山路も下草枝が刈られ標識は随所に整備されている。 最近、衰退している登山路はあっても、むしろ整備の進んだ登山路にお目にかかったことはめったにない。地元の熱意に驚かされるとともに感謝したい。
コースの見どころは麓にある伊吹神社周辺の京極家屋敷跡や庭園跡、中腹にある立派な山城跡・寺坊跡、登山路から眺める伊吹山の険しい東南壁、そして伊吹山一般登山路の六合目下の平坦台地に突然合流する感動。今回はここまでの往復7時間半の山歩きでした。
充分高齢化した私には無理だが、体力のある方はここから片道1時間半弱で山頂まで登れるハード道。
山頂までトライしている健脚者にも今回は数組出会えた。今後、人気のあるハード・コースに変貌する予感がする。
まずは歩いたルートを紹介する。
まず、登山口は砂利の敷き詰められた整備された駐車場。30台程のスペースはあり無料とは有り難い。
いきなり伊吹神社の境内に入り京極家の遺跡が目に付く。
登山口・伊吹神社前の京極氏遺跡に関する説明板。
伊吹神社境内にある京極氏屋敷跡。奥には石垣池もある庭園も。
京極氏屋敷跡の一角にある墓石群と伊吹神社
整備されたツララ折れの山道を進むと中腹に桐ヶ城(上平寺城)の遺跡跡が随所に。
弥高山中腹に位置する桐ヶ城(上平寺城)本丸跡広場
弥高山三角点(838m)を尾根道が続きルンルン気分。
尾根道から見る伊吹山東南壁。登山道はなさそうでかなり険しい。
P881地点付近からのトラバース道はやや細るが以前よりははるかに歩きやすい。
最後少し荒れた道を登り詰めると突然見晴らしの良い台地に出る。上野からの一般登山道に合流する。
頂上への一般登山道には多数の登山者が見え隠れする。
伊吹山六合目下の平坦地、あたりはオドリコソウでいっぱい。
後ろの白い建物は六合目避難小屋、のんびりとお互い距離をとって昼食。
帰り、弥高山三角点下からは弥高村落への尾根道をとり、中腹で弥高百坊で休憩。
弥高百坊があったとされる広い台地。
後ろの山々は関ケ原からのドライブ道が通る。
数段に分かれて寺坊・宿坊があったとされる。後は関ケ原と養老山地。
弥高百坊からの伊吹山麓の村落と左奥は霊仙山
あとはトラバース道で元の尾根に戻り上平寺村落に帰着した。
By しばちゃん