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称名平から大日・奥大日そして室堂へ

個人山行ブログ
9月25~27日 全日快晴 4名
 初秋の気配漂う立山をまったり楽しもうと思ったのですが・・・
1日目
北陸道を走り まずは立山駅からバスで称名ノ滝まで移動です。
バス停.jpg 今日のザックはちょっとだけ重いようです。

滝に向かう途中に登山口があり 最初から急登です。汗が流れます。
入口.jpg  登り.jpg

大日平に乗り上げると優しい木道が待ってましたが 霧が深く幻想的。
キリ.jpg

3時間で大日平小屋に到着 今日は小屋番さんが孤軍奮闘。
何とお風呂もあり 清潔で居心地のいい小屋です。是非 泊ってみて下さい!
小屋.jpg「山荘 大日平」ネパール語だそう
朝.jpg 朝食 地元野菜で手作り 旨い!

2日目
さて 今日はあの鞍部を目指してまずは800mの登りを頑張らねば 出発!
26日朝.jpg

3時間かかって鞍部で待望の剣岳との対面を果たし 大日岳頂上を踏みます。
大日.jpg

大日小屋は超満員 空は青空。室堂まで頑張ろう!と意見が一致 進みます。
奥へ.jpg 先ずは前に聳える奥大日が目標 やるぞっ!

アップダウンを3つこなし 段々と近づきます でも岩場も待ってます。
岩.jpg 慎重に確実に!

大日から更に3時間 2605m奥大日に到着。剣は見えたり隠れたりです。
頂上.jpg 疲れても頂上はうれしい!

写真左端の縦走路をひたすらに あの雄山の裾野をめざして下ります。
長い.jpg 

奥大日頂上から祈るような気持ちで電話すると「みくりが池温泉」OKと!
あの熱い温泉に浸かれる そう思っただけで足は進みます イエ 重いです。
もうそこにあるのに この橋を渡るため迂回しやっと雷鳥沢テン場に到着。
橋.jpg  テント.jpg
最後は人工的な階段を修行のように登り 薄暮の中ようやく到着 行動11時間!

3日目
今日も快晴 のんびり秋を楽しみながら少し歩いて下りましょう。
紅葉.jpg ナナカマドも色づき 赤い実をつけます
 
出会った花々も多かったけど チングルマの群生は花から穂 更に紅葉と
長い期間楽しませてくれます。タテヤマリンドウの青紫がアクセントで映ます。
花-3.jpg  花-2.jpg

まったり山行が似合わないのか 青空に欲がでたのか。
自分達で言い出して決めて そして頑張って達成感はいっぱいだけどきつかった!
剣岳の雄姿に励まされ 広がる弥陀ヶ原に癒され 思い出深い山行となりました。

因みに2日目に歩いた11時間行程の軌跡をどど~んと見て下さい。
大日岳.png


                 by・Sayo








 

この記事へのコメント

≫ しばちゃん | 2019年09月30日06時14分

2日目、大日小屋満杯で宿泊回避、その結果行動時間11時間、超疲れたが変な満足も。
3日目、弥陀ヶ原で立ち寄った立山カルデラ展望台と立山駅横の博物館で立山カルデラの成り立ちを初めて知る。
カルデラとは大火口跡と認識していたがそうではなく、立山カルデラは山の斜面崩壊と安政大地震の結果できたと。
機会あれば、皆さん一度立ち寄ると面白いですよ。

≫ ♪岳美♪ | 2019年09月30日09時32分
しばちゃん軍団 やってくれますやん!!
秋の気配漂う剣の殿堂を見ながら~~~
「えんや~~こら~~しょ」 歩きましたね!!
テンバからの石畳道、最後の登りは想像しただけでもしんどい!! 過去にテント撤収して登った記憶が蘇る
雪解けから白い花を咲かせ登山道のあちらこちらで癒してくれるチングルマ。秋の空に映える歩先の紅葉
誇らず、強調せず、自然と調和する健気な姿に癒されますね
お疲れさん(●^o^●)
≫ しばちゃん | 2019年09月30日09時50分
コメント追記
 なお、室堂平・天狗平・弥陀ヶ原と続く高原台地は
  火山の溶岩流でできた台地で全く別物。
 何度も訪れながら生い立ちの違いを知らず
  今回は良い勉強をしてきました。

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