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北アルプス 鏡平~双六岳縦走

例会山行ブログ
猛暑の3連休 涼と初夏の花を求めてアルプスの楽園 双六岳へ行ってきました
7月14日(土)~16日(月) 3日間とも快晴
参加者 6名+他会1名(個人山行)
 
7月14日 今日はわさび平でテント泊です
 
新穂高温泉の駐車場に止められず、鍋平の駐車場に止めました。ここは有料(一日300円)
180714 双六岳-01 新穂高温泉上の駐車場から いざ、出発.jpg         
11:37 比良雪陵会のS氏と一緒に、恒例の出発前のエイエイオー!

180714 双六岳-04 新穂高温泉バス停着.jpg
観光案内所まで30分 山道の急坂を降りなければなりませんでした。

180714 双六岳-05 林道をわさび平に向け進む1.jpg
林道を約1時間半歩いて、わさび平へ 13:48着
写真はありませんが、道中オオヤマレンゲが咲いていました。

180714 双六岳-06 わさび平でテントを張る.jpg
我々のテントです。今回は荷を軽くするため共同食は作らず、夕食・朝食はそれぞれですが、CL SLのお手製も少しあります。食担の負担が無いので、こういうテント泊山行も良いなと思いました。
軽量化でペグもグランドシートも持ちませんでした ペグの代わりに石を使います
16:00夕食 18:00就寝 (本日の行動時間 約2時間 休憩含む)

7月15日 今日は小池新道を通り、鏡平から双六岳へ 双六山荘でテント泊です。
 
DSC_0403.JPG
3:00起床 準備をして4:40出発です。すでに明るいのでヘッデンは不要です。

180715 双六岳-01 双六岳目指し出発 ハクサンシャクナゲが咲いていた.jpg       180715 双六岳-03.jpg
道中ハクサンシャクナゲ キヌガサソウが咲いていました。

180715 双六岳-02 暫くすると焼岳 乗鞍岳の山頂が.jpg
約1800m 焼岳 乗鞍岳の山頂が見えます。

180715 双六岳-05 鏡平間近.jpg
本日も快晴で風もなく非常に暑いです。吹き出る汗を拭いながら鏡平を目指します。

180715 双六岳-07 鏡池にて.jpg
180716 双六岳-27 やっと逆さ槍を撮れた.jpg
8:18鏡平着 素晴らしい景色です。もちろん逆さ槍も写真に収めましたよ

180715 双六岳-18 まずは弓折岳目指し出発.jpg
この辺りは池塘が点在し、多くの高山植物やオコジョを見かけることもあるそうです。木道を外れて歩いてはいけません

180715 双六岳-19 弓折岳目前.jpg    
鏡平山荘のかき氷は帰りの楽しみに取って置き、弓折岳を目指します。

180715 双六岳-21 いつも右に槍ケ岳が.jpg
いつも右側に槍ヶ岳が見え、荷が重く、暑く、苦しい登りを励まし助けてくれました。

180715 双六岳-22 槍に注目.jpg
                       180715 双六岳-23 槍に注目.jpg
槍に注目 そしてカメラ目線 こんなことが出来るのも少人数の山行だから♪ 弓折岳手前2500m付近

180715 双六岳-28 冷気が湧き上がる雪渓を行く.jpg
2600m付近には雪渓が残っていました 火照った体に雪渓の冷気が嬉しいです

180715 双六岳-30 くろゆりベンチから望む鑓.jpg
くろゆりベンチから望む槍ヶ岳

180715 双六岳-33 双六岳の続く稜線と正面には鷲羽岳を望む.jpg
雪渓の向こうに双六岳の稜線と本日のテント場が見えますが・・・ここからが遠かった

180715 双六岳-37 双六小屋の到着.jpg
小一時間を要し、本日のテント場着12:00
テント設営後、小屋にてお昼を食べ、しばらく休憩

14:15双六岳山頂へ向かいます。
雪渓が多く残り、直登が出来ず春道を通って行きました。約一時間で登れるところが一時間半はかかりました。小屋に戻ったのは17:00前です。
IMG_2083.JPG
                  180715 双六岳-43 双六岳山頂にて.jpg
山頂では槍ヶ岳をはじめ、360℃の展望が楽しめました。

180715 双六岳-41 双六大地と鑓.jpg
双六大地と槍ヶ岳

180715 双六岳-44 三又蓮華岳 鷲羽岳 水晶岳を望む.jpg
水俣蓮華岳 鷲羽岳 水晶岳  

180715 双六岳-46 三又蓮華岳と薬師岳を望む.jpg
水俣蓮華と薬師岳

180715 双六岳-42 南西に笠ケ岳を望む.jpg
笠ケ岳

180715 双六岳-47 黒部五郎岳 逆光.jpg
黒部五郎岳

 (本日の行動時間 約7時間+双六往復3時間弱 休憩含む)

7月16日 本日は下山日です この素晴らしい景色 名残惜しいけれど下山しましょう
 
3:30起床 5:10出発
M氏は朝日の撮影の為、3:30出発
180716 双六岳-01 朝日を求め330出発 双六テン場を振り返る.jpg
180716 双六岳-04 今回は低い雲があり日の出はお預け.jpg
低い雲があり朝日はお預けだったそうです

180716 双六岳-08 槍 大キレット 穂高連峰を望む.jpg
槍 大キレット 穂高連峰を望みながら下山です

180716 双六岳-09 槍を望みながら下山.jpg
弓折岳を降りていきます 常に槍が見守ってくれています

180716 双六岳-17 鏡平の池に移るパーティ.jpg
鏡平山荘着 7:00

            180716 双六岳-19 鏡平でのカキ氷.jpg
行きに我慢したかき氷! 冷たくてふわふわで美味しい! この時間でも開店していました 良かった

180716 双六岳-37 登山口着.jpg
双六岳直下は小さな虫がまとわりつき、悩まされました。非常に暑い中、登山口着 10:00

180716 双六岳-32 良く頑張った 靴とテープに感謝.jpg
今回のアクシデント 二日目の鏡平でT氏の靴底に異変が!
昨年の金糞岳で、ナースOさんが見事なテーピング技術で靴底を補修し、無事下山までもたされたのを思い出し、同じようにテーピングで補修しました。そして双六を克服!
良く頑張った靴とテープに感謝です。

180716 双六岳-35 こっちも まあ頑張りました.jpg
私のウエストポーチも一日目にファスナーが壊れてしまい、輪ゴムとビニールテープでもたせました。
出かける前に、持ち物の経年劣化を点検しないといけませんね 反省しました
(本日の行動時間 新穂高温泉駅まで約7時間 休憩含む)

今回出会った花たち 一部ですが載せます
180715 双六岳-06 ミヤマキンボウゲ.jpg  180715 双六岳-25 シナノキンバイ.jpg 180715 双六岳-03.jpg
 ミヤマキンポウゲ           シナノキンバイ    キヌガサソウ

180715 双六岳-01 双六岳目指し出発 ハクサンシャクナゲが咲いていた.jpg 180715 双六岳-26 ニッコウキスゲ.jpg 180715 双六岳-27 ミヤマダイモンジソウ.jpg
 ハクサンシャクナゲ  ニッコウキスゲ   ミヤマダイモンジソウ

180715 双六岳-34 クルマユリ.jpg 180715 双六岳-35 コバイケイソウ.jpg 180715 双六岳-36 ナナカマド.jpg
 クルマユリ      コバイケイソウ    ナナカマド

180715 双六岳-58 ハクサンイチゲ.jpg 180715 双六岳-59 糸巻き始めたチングルマ.jpg 180716 双六岳-05 くろゆりベンチのクロユリ.jpg 
 ハクサンイチゲ    チングルマ      クロユリ

180716 双六岳-06.jpg 180716 双六岳-38 クガイソウ.jpg 180715 双六岳-60 ここのチングルマ花盛り.jpg
    ?       クガイソウ     チングルマ

5年前のお盆の時期に同じコースを槍ヶ岳まで歩きました。花見平やくろゆりベンチの花はその時の方が多かったですが、くろゆりは今回初めて見たように思います。
非常に暑い三日間でしたが、水が豊富な山域で飲料水の心配をすることが無く、また荷も軽量化していただいたおかげで体の負担も少なく、山行を楽しむことが出来ました。
アルプスの楽園を堪能することが出来たことに感謝します。
                           さくら
 

この記事へのコメント

≫ Nokomama | 2018年07月22日05時22分
直前に風邪をひいてしまい、行くかキャンセルするか迷った末、参加させていただきました。
初日は少し辛かったけど、2日目は絶好調、たくさんの素晴らしい景色や可愛い花に出会えて幸せな山行となりました。
みなさま、本当にありがとうございました!

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