2018年1月7日 参加者13名。
今季初、滋賀県連:雪山基礎講座2として福井嶺北・荒島岳中腹で雪山訓練を受講した。
まずは、勝原スキー場跡から青空の下、訓練場所に向け出発。
訓練場所(標高750m)に付き、早速訓練の開始。
まずは、ワカン歩行、固定ロープへのスリングのセットとかけ替え
写真は、カラビナ懸垂のムンターヒッチの結び方の訓練中。
積層断面観察のために、スコップで雪の断面を作る。
雪の断面をよく見ると、雪の層が幾つかあることが解る。
次は、弱層テストを実施するために雪を踏み固め□40cm 高さ70cmの雪柱を作り、腕でずらして安定度を調べる。良い雪柱ができた。
雪柱を腕でずらして積雪の安定度を調べる。写真では、最上部の積層が簡単にずれた。
この層が雪崩の大きな要因であることを理解した。
最上部の積層より下の積層は、腕でずらしても動かなかった。安定していることが解る。
参加者全員で弱層テストするために、賑やかに雪柱づくりと弱層テストを実施した。
強風時、飛ばされないように笛の合図で耐風姿勢をとる。ピッケルと両足で風に向かって低姿勢になる。
今度は、雪崩ビーコンの使い方実践。2台のビーコンを「送信」、「受信」設定し送信側を雪の中に埋め探し出す訓練をした。
また、ゾンデを使い雪の中を差し込んで調べた。ここでは1.8mまで入った。
少々高い段差をピッケルで「カッティング」し、膝を使って登高する訓練。
何回となく登高し、平らな場所では「遊び心」が湧き出し、童心に返った。
一列に並んだメンバが、伸身の状態で雪面に倒れ込む。皆さんの顔は雪だらけであるが、ご機嫌。
訓練も終わり、下山することに。遠くに目をやると別山が雄姿を見せていた。
左前方には、経ヶ岳もかっこよいピラミダルな山容を見せていた。
下山途中も、急斜面を利用してカラビナ懸垂下降(ムンターヒッチ)をしながら下山した。
最後に、訓練に満足した参加者全員集合。
石川県の大日山を望みながらスキー場跡駐車場へ下山した。
今回の訓練内容は次のとおり。
1)雪上歩行: ツボ足、ワカン走行
2)ピッケルワーク:登高、カッティング、耐風姿勢、滑落停止
3)ロープワーク
①フィギャーエイトノット、クローブヒッチ
②固定ロープへのスリングのセットとかけ替え
③懸垂下降:肩がらみ、カラビナ懸垂(ムンターヒッチ)
4)雪崩事故防止講習
①積雪断面の観測:積層の断面から雪積層が雪質の異なる幾つかの層で形成されていることを学んだ。
②積層テスト:□40cm 高さ70cmの雪柱を作り、腕でずらして安定度を調べた。
5)雪崩ビーコン:2台のビーコンで発信側のビーコンを探し当てる。
また、ゾンデで雪層を差し込んで調べた。訓練場所は1.8mの積雪であった。
当初予定されていたレジュメからは、時間の関係で外れた項目はあるものの、それぞれの訓練項目はメンバ全員が実践できた。
雪山では色々なリスクがあることで、必要な訓練を重ね雪山を安全に楽しんでいきたい。
今後は、何回か訓練を重ね、最終は5月連休に雪山総合として残雪期の北アルプス縦走を予定している。
By もりもりJP
訓練場所(標高750m)に付き、早速訓練の開始。
まずは、ワカン歩行、固定ロープへのスリングのセットとかけ替え
写真は、カラビナ懸垂のムンターヒッチの結び方の訓練中。
積層断面観察のために、スコップで雪の断面を作る。
雪の断面をよく見ると、雪の層が幾つかあることが解る。
次は、弱層テストを実施するために雪を踏み固め□40cm 高さ70cmの雪柱を作り、腕でずらして安定度を調べる。良い雪柱ができた。
雪柱を腕でずらして積雪の安定度を調べる。写真では、最上部の積層が簡単にずれた。
この層が雪崩の大きな要因であることを理解した。
最上部の積層より下の積層は、腕でずらしても動かなかった。安定していることが解る。
参加者全員で弱層テストするために、賑やかに雪柱づくりと弱層テストを実施した。
強風時、飛ばされないように笛の合図で耐風姿勢をとる。ピッケルと両足で風に向かって低姿勢になる。
今度は、雪崩ビーコンの使い方実践。2台のビーコンを「送信」、「受信」設定し送信側を雪の中に埋め探し出す訓練をした。
また、ゾンデを使い雪の中を差し込んで調べた。ここでは1.8mまで入った。
少々高い段差をピッケルで「カッティング」し、膝を使って登高する訓練。
何回となく登高し、平らな場所では「遊び心」が湧き出し、童心に返った。
一列に並んだメンバが、伸身の状態で雪面に倒れ込む。皆さんの顔は雪だらけであるが、ご機嫌。
訓練も終わり、下山することに。遠くに目をやると別山が雄姿を見せていた。
左前方には、経ヶ岳もかっこよいピラミダルな山容を見せていた。
下山途中も、急斜面を利用してカラビナ懸垂下降(ムンターヒッチ)をしながら下山した。
最後に、訓練に満足した参加者全員集合。
石川県の大日山を望みながらスキー場跡駐車場へ下山した。
今回の訓練内容は次のとおり。
1)雪上歩行: ツボ足、ワカン走行
2)ピッケルワーク:登高、カッティング、耐風姿勢、滑落停止
3)ロープワーク
①フィギャーエイトノット、クローブヒッチ
②固定ロープへのスリングのセットとかけ替え
③懸垂下降:肩がらみ、カラビナ懸垂(ムンターヒッチ)
4)雪崩事故防止講習
①積雪断面の観測:積層の断面から雪積層が雪質の異なる幾つかの層で形成されていることを学んだ。
②積層テスト:□40cm 高さ70cmの雪柱を作り、腕でずらして安定度を調べた。
5)雪崩ビーコン:2台のビーコンで発信側のビーコンを探し当てる。
また、ゾンデで雪層を差し込んで調べた。訓練場所は1.8mの積雪であった。
当初予定されていたレジュメからは、時間の関係で外れた項目はあるものの、それぞれの訓練項目はメンバ全員が実践できた。
雪山では色々なリスクがあることで、必要な訓練を重ね雪山を安全に楽しんでいきたい。
今後は、何回か訓練を重ね、最終は5月連休に雪山総合として残雪期の北アルプス縦走を予定している。
By もりもりJP