2017年5月5日~7日 参加者10名(内 湖南岳友会6名)
藪漕ぎ、岩稜、クレバス、雪崩、霰、ホワイトアウト、青空、滝雲、多様な場面に遭遇し
緊張と感動の連続。雪山の厳しさと素晴らしさを体験した谷川岳。
今季開催した雪山基礎講座の5回目、最終回の実践講座を迎えた。2017年5月5日~7日 参加者10名(内 湖南岳友会6名)
藪漕ぎ、岩稜、クレバス、雪崩、霰、ホワイトアウト、青空、滝雲、多様な場面に遭遇し
緊張と感動の連続。雪山の厳しさと素晴らしさを体験した谷川岳。
今季開催した雪山基礎講座の5回目、最終回の実践講座を迎えた。5月6日(土)
谷川岳の西黒尾根を望む あの西黒尾根を登る
登山口からいきなりの急登藪こぎで、、、おっとっと、バランスをとる
藪こぎ終わりでやれやれ、、、も、つかの間 第1の岩稜に挑む
クレバスが散在する尾根に挑む この尾根を登りきる
高度を増してきた 左から七つ小屋山と清水峠、笠ヶ岳
この時期ならではの美しい山々
遠くで雪崩れる音が聴こえる。
大きなクレバスの近く 雪ブロックの上を歩く
散在するクレバスの中を登る。慎重に一歩一歩踏みしめる
振り返ると登ってきた西黒尾根。後方に武尊山、右に天神平
素晴らしい景色に ホッ!
第4の岩稜をこなす
この岩稜は懺悔岩とも呼ばれ、自分の以前の行いが悪いことだったと気づき
それを悔いて告白し、登頂を願ったとされる。
雪ブロックの上を慎重に進む
前者との距離は5mを保ち、崩れないように、落ちないように。。。。
急斜面を進む まだまだ遠い山頂 フロントポインティングで頑張れ!!
青空に向け! 天空を進む!
クレバスを避けながら急登する
ドドドォー!! 谷筋で雪崩 我々の足に体にその振動が伝わる!緊張感が半端ない。
急斜面をロープで、クレバスを回り込む 慎重に確実に一歩一歩
クレバスを抜け、急斜面を力強く登る
CLは、クレバス回避ルートファインディング 登るルート探し
緊張と不安が圧し掛かる。
クレバスをクリアしガスの中、山頂尾根を目指す
やれやれと思った矢先のホワイトアウト!心折れることなく一歩一歩 前へ
山頂尾根に出た!! 笑顔がこぼれる
谷川岳 トマノ耳 に登頂!!
登山口から7時間。 やっと、やっとの登頂 感無量!
肩ノ小屋へ向かい休憩、その後下山に取り掛かる
天神平を望む 青空が戻り、足取りも軽く
谷川岳南斜面で こぼれんばかりの笑顔が揃う
オジカ沢の頭を滝雲が襲う あっ!息をのむ
滝雲が谷川岳も襲う 何と!!
土合口駅到着 天神平からロープウエイで一気に降りる
高速道路から望む谷川岳
一夜明けて、余韻の残る谷川岳を後に帰路に着いた
今季開講した県連CSS山行雪山基礎講座の最終回実践講座となった。
予定では、北ア・鹿島槍ヶ岳であったが天候悪化が予測されたため
急遽、上越・谷川岳に変更となり実施された。
5回にわたる雪山基礎講座を受講し、貴重な経験をさせていただき大変勉強になりました。
最終回の実践講座で谷川岳西黒尾根をこの時期に登頂できたことを
講師の方に敬意を表し、受講者の皆様に感謝いたします。
雪山の素晴らしさ知り、来期も挑戦したいと思います。
by koko