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六甲山系 地蔵谷~摩耶山~ハチノス谷西尾根

個人山行ブログ
10月4日(日)
六甲山系の摩耶山は手軽に行けていつもよく行きますが、今日はいつもと違ったルートを選びました。登りは市ケ原からの4本のルートのうち、多分20~30年ぶりに地蔵谷から、下りは、これも台風で道が荒れてから数年ぶりに長峰山(天狗塚)へ、そこからは初めてのハチノス谷西尾根経由で下山しました。
六甲山系摩耶山(702m、ちなみに摩耶さんとはお釈迦さんのお母さんです。)はJRの駅からわずかのところから登れて、手軽に行ける山です。
今日もJR三ノ宮からスタート、神戸市のメインロードを20分ほど歩き、新幹線の新神戸駅裏からすぐに登山道となります。
市街地からすぐのところに布引の滝があります。雌滝と雄滝があり、これは雄滝です。紅葉の頃がきれいでしょう。水量は少し少ないようです。
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10月の良いシーズンになって、多くの登山者でにぎわっています。
市ケ原から摩耶山へは稲妻坂、地蔵谷、黒岩尾根、トエンティクロスの4ルートがありますが、今日は手前から2つ目の地蔵谷のルートです。
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堰堤を越えて少し進むと水の流れが現れます。
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飛び石沿いに渡渉するところが何か所かあります。今日は水量が少ないので簡単に渡れましたが、水量が多いと靴を濡らすかもしれません。
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少し良い感じです。
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一番大きな滝です。
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こうした堰堤が何か所もあり、そのたびに高巻するために登るのが面倒です。
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20年以上前に大阪にいたころは地蔵谷をよく歩きましたが、今よりはもっときれいな谷だったように思います。
その頃は登山道を歩かずに、水の流れに沿って歩いていたように思いますが、今は滑ったり、転んだりで、そんな危ないことは、ようしません。
市ヶ原にいた多くの登山者は稲妻坂やトエンティクロスなどに行かれたようで、地蔵谷では数人にしか出会いませんでした。
道標はしっかりしていて、古い道標も残っています。
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だいぶ水量が少なくなってきました。
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全体に常緑樹が多いように思いましたが、上の方は紅葉も期待できそうです。
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水流がなくなると、尾根に登ります。
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稲妻坂の道に合流、ここからは人も増えます。
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摩耶山上の掬星台(きくせいだい)はいつもより賑わっていました。
ここからの眺めは日本三大夜景の一つだそうです。
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摩耶山上から杣谷峠へ。
長峰山への入り口には、以前はメインルートだった伯母野山町への通り抜けはできないとの掲示があります。
数年前の台風のあとは、登山道が崩壊して通行止めの掲示がありましたが、今は通行はできるが、私有地のために通ってくれるなということのようです。
登山者は山はどこを歩いてもかまわないと思いがちですが、私有地で入ってはいけないところもあるので、仕方ないです。
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事前にヤマレコなどで調べていて、長峰山からは他のルートで下山できそうなので、長峰山に向かいます。
長峰山頂上には大きな岩の天狗塚があります。
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天狗塚の上は平坦です。
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ここから神戸方面の眺めがよいのですが、今日はかすんでいます。
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長塚山を少し下ると分岐があり、まっすぐ行くと通り抜けができない方面です。ただ、こちらの方が道はしっかりしていて、道標もしっかりとしています。
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今日降りる道はハチノス谷西尾根です。ヤマレコを見ると、この辺にはいろんなルートがあることが分かりますが、危なそうなルートも多いです。一番安全そうなルートを選びます。
ハチノス谷西尾根の入り口には、はっきりとした道標はありませんが、こんな標識があります。
関電の送電線巡視路のための標識のようです。
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踏み跡ははっきりしていますが、急斜面のところもあります。
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途中にあった唯一の道標です。
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送電線を4本横切ります。このルートはもともと送電線の巡視路がもとになってできたようです。
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長峰山から1時間ほどで、杣谷道(カスケードバレイ)と合流しました。ハチノス谷西尾根では誰にも会いませんでした。
杣谷道は徳川道の一部であったようです。徳川道は幕末に、参勤交代の侍と、神戸の外国人居留者のトラブルを避けるために造られたバイパスですが、ほとんど使われなかったようです。その後、登山道としては役立っているのかもしれません。
ハチノス谷西尾根の入り口であることは、標識の側面にマジックインキで書いてありました。
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少し行くと市街地になり、JR摩耶駅から帰りました。
ヤマレコの記録などを見ると、六甲山は網の目のように、一般ルート以外に多くのルートがあるようです。
ただ、危険なコースもたくさんあって、知らずにうっかり入り込むと大変なことになりそうです。
K3号

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