1978年から続く山歩き・登山のクラブ『湖南岳友会』

参加者は７名、お天気は予想よりは少し悪かったですが、まずまずです。
京都市営地下鉄蹴上駅をスタート、まずは南禅寺です。
例年に比べるとずいぶん人は少なく、ほとんど人が入らずに山門が撮影できるのは珍しいです。


山門から法堂の方向、紅葉は見ごろです。


落葉した紅葉と黄葉のコントラストがきれいです。


南禅寺から永観堂の前を通り、疎水沿いを歩いて法然院に立ち寄ります。
山門の向こうに見える紅葉、こちらも人が入らない写真を撮るのは例年は難しいです。


銀閣寺前から一般的な大文字山への道をたどりますが、すぐに北の急斜面に入って中尾城址へ、そこからアカシデとイヌシデの紅葉が美しいと聞いた谷におります。
残念ながらほとんど落葉していましたが、落ち葉もふかふかで、大変気持ちのよい場所です。


近くに黄葉が残っていたのがイヌシデだろうと思います。


こちらが紅葉のアカシデだと思います。

良い時期に行けば、先ほどの谷に黄と赤の葉が混じって、大変美しいそうです。
その時期を狙って、いつかまた訪れたいと思いました。

一般的な大文字山のコースはあまり紅葉のイメージがありませんでしたが、今回のコースは落葉樹が多く、紅葉が多く見られます。
赤と黄、緑のコントラストがきれいです。平地と比べると山では一斉に赤くなるということは少ないようで、同じ場所でも微妙に色づきが異なります。また、赤くなる前に落葉するものもあるようです。


中尾滝の手前の谷もきれいです。落ち葉の絨毯です。


中尾滝です。ここも落ち葉が谷を覆っています。


この後、熊山、孫熊山、子熊山、曾孫熊山、玄孫熊山（曾孫の子供）の熊ファミリーのピークを踏んでから、大文字山頂上へ、そこから京都側の鹿ケ谷に向けて降ります。
楼門の滝付近の紅葉も少し早いですが、きれいです。


霊艦寺横に下山、安楽寺にも立ち寄ってから大通りを挟んだ真如堂にもお参りしました。ここもちょうど紅葉が見ごろで、多くの方で賑わっていました。


さらに黒谷さん（金戒光明寺）もお参りして、動物園横を通ってスタート地点の蹴上駅に戻りましした。
日本の山はどこでもそうですが、特に京都市の山は寺社仏閣と切り離せないようです。